妹がいじめられていることを知った兄…
証拠動画を撮影し学校に乗り込むと泥沼のトラブルに…


妹がいじめられていることを知った兄

妹がいじめられていることを知った双子の兄が
中学校に乗り込み複数の生徒とトラブルを起こしたという内容で
兄たちはいじめっ子全員の顔を証拠動画としてアップで撮り、
半ば脅しめいた酷い言葉で妹に対して謝罪を要求。

するといじめっ子たちが教師に泣きつき、
いじめっ子の親御さんたちも巻き込むトラブルに。

動画の削除を頼み込む学校・加害者側と
それを断固拒否する兄たちとの泥沼トラブルとなりました。

妹をいじめから守るためとはいえ、
兄たちはかなりひどい言葉で脅したということで
Aさんは謝罪のため息子を連れて学校へ赴くと…

いじめっ子たちの親御さんたちも何人か来ており
一部の親御さんからは謝罪の言葉が。

Aさんも息子たちの行動を謝罪しこれで解決かと思われましたが、
娘の担任と教頭先生が

「これで解決ですね。例の動画を消してほしい。」

と頼み込むと…

息子2人はこの頼みを断固拒否したのです。

学校側の言う「例の動画」というのは
妹がいじめられている現場に兄たちが突入した際、
証拠として撮った動画でいじめっ子全員の顔もアップで映されていました。

いじめっ子の親御さんたちはこの動画の存在を知らなかったため、
自分の子どもがいじめをしている確固たる証拠を目の当たりにし、
先ほど謝らなかった親御さんたちもAさん、息子2人に丁寧に謝罪。

しかしそれでも息子2人は動画の削除を断固として拒否し
これが泥沼トラブルの幕開けになりました。

動画の削除を拒否する理由

いじめっ子の親御さんたちの丁寧な謝罪を受けても
動画の削除を拒否する息子2人。

「いじめっ子本人らが妹に謝っていない」
「この動画があって困るのはあんたらだけ」
「真っ先に証拠を消そうとするのは何故?まずいことでも?」

と挑発するような物言いをしたため、
先ほどは丁寧に謝罪していたいじめっ子の親御さんが
「盗撮で訴える!」と激怒する展開に!

Aさんは息子たちに「さすがにやりすぎ!」と注意したものの

「その代わりこれをバラまく。お前ら志望校行けると思うな!妹に謝れ!」

ともはや穏便に解決することは不可能な状態になってしまったのです。

兄が気付いた妹の変化

そもそも兄たちはなぜ妹が
いじめられていることに気付いたのでしょうか?

それは「学生鞄に傷がついていたから」なのだとか。

物を大切に扱う妹の鞄にカッターで切られたような傷があり
「こんな傷を自分でつけるはずがない!」というのがきっかけだったのだそう。

とはいえ、いじめを受けた当本人の娘は
自分がいじめられていることをそこまで深刻には考えていなかったようで
「うざいなとは思っていたしいつか仕返しはしてやろうと思っていた」と
かなり楽観的な様子を見せていましたが
兄たちの怒りはとどまることを知りません。

「(傷つけられた鞄について)高校受験に響くから相手に買い直させる」
「あの態度を見ていると先生は当てにならん。でもこれ以上長引くのも面倒だからパソコンにコピーしておいてスマホの中のは消したってことにしとくわ」

ときちんとバックアップを取っていました。

母親としての複雑な思い

妹を思い、学校に押しかけトラブルを起こした息子たち。

確かにいじめっ子を叱る前に証拠動画の隠ぺいを
最優先にした先生たちの対応はいかがなものかと思いますが、
息子たちがひどい言葉でいじめっ子たちを脅し、
その後親御さんたちにも挑発めいた言動を続けたことについては
褒められるものではありません。

「2人に凄まれたことで精神的にショックを受けた」と言い張る
いじめっ子の親御さんも出てきてまだまだ長引きそうな今回の問題。

Aさんはまた学校へ行かなければいけなくなり、

「息子たちが動画を消すこと」
「息子たちの行き過ぎた行動を関係者に謝罪すること」

を求められているようですが、
いじめを受けた娘といじめっ子を脅した
息子を持つAさんの気持ちは複雑ですよね。

ちなみに次の集まりでもいじめっ子本人は来ない予定で
いまだに本人からの謝罪はありません。

Aさんとしては

「(息子たちが)きつい言葉を使ったことは確かに謝らないといけないけど、
謝れ謝れというのに謝る対象であるいじめっ子が来ないのに謝る必要性はないのでは?」

「いじめをするようなやつがいじめられて泣きつくのがおかしい」

というのが本音で正直学校側の「いじめ」への対応には
今も不満しかないのが現状です。

「娘のいじめと息子たちの脅しは別問題」というスタンスのAさんと
「脅しを受けて精神的にショックを受けたから謝罪しろ」という
いじめっ子の親御さん。

そして「動画を削除しろ。」と隠ぺいを図ろうとする学校側という
三者の話し合いに折り合いがつくことはあるのでしょうか…?

親たちを巻き込み泥沼化した今回のいじめトラブル。

いじめを受けた娘さんは楽観的な様子を見せていたですが
少なからず心に傷を負っているはずです。

学校側には隠ぺいよりも先に被害者である
生徒の心のケアを最優先してもらいたいものですね。

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