パリのサン・マルタン運河の水を全部抜くと…
お宝がたくさん眠っていた…


パリのサン・マルタン運河とは

1802年に建設されたパリのサン・マルタン運河は
かの有名なナポレオンが建設した運河です。

新鮮な飲料水を提供するために作られた
4.5キロにも及ぶこの運河は町が大きくなるにつれて
いつしかポイ捨てされたペットボトルやゴミの浮く、
汚い運河になってしまいました。

そんな運河の底なら、ゴミはもちろんのこと
もしかしたら貴重なお宝も眠っていることも。

今回はそんなパリのサン・マルタン運河の水を
全部抜くとどうなったかを紹介します。

15年に一度清掃

このサン・マルタン運河はフランス、パリの代表的な運河であるため、
景観を保つために、15年に一度清掃が行われています。

2001年、2016年と運河の水を抜いて掃除し、
川底に堆積した40トンものゴミを取り除きました。

その掃除の工程は非常に困難なものでした。
まず、掃除をする場合はこの運河をせき止めてから水を抜きます。

この時点で水を抜いた運河からは異常なゴミの量をみることができます。

その後、清掃作業をする人々が川底に下りて
運河の中に住む魚たちを数日かけて運河の下流へと放流します。

それからやっと掃除に取り掛かります。

運河の水を全部抜くと…

まず目につくのは山のように積まれた多くのワインボトルです。

おそらく、飲み終わった後に捨てたのでしょう。

そのほかにも多くの自転車やバイク、原付が毎回見つかっています。

中にはトイレまで捨ててありました。
誰かここで用を足してたのでしょうか。

あろうことかピストルが発見されたこともあります。

古いラジカセやさらには昔のカメラ、
最近捨てられたような携帯電話もありました。

この運河から見つかった品々の中には
昔の硬貨や不発弾、車さえもありました。

掃除中は多くの住民が清掃作業を見るために集まってきて
他にどんなものが出てくるのかを期待して見に来ています。

これらの大掃除は約3ヶ月間と12億円相当の費用をかけて行われています。

このような努力のおかげでこの運河はいつまでも美しく保たれ
パリのロマンチックな景観を保つことができています。

日本にも道頓堀という有名な運河がありますが、
お世辞にも綺麗とは言えない状態です。

ゴミを捨てるのは一瞬でもゴミを掃除するのには
多くの時間を要するということを知っておく必要がありますね。

ネットでの反応

・うちの近くのドブ川も是非やってほしいね

・池の水全部抜く作戦じゃないですかヤダー

・私のタプタプの腹の水も抜いて下さい!

・これ逆に綺麗になりすぎたら生物すめない

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