出産後、女性がエレベーターに挟まれ体が真っ二つに切断…
なぜこんな事故が…




スペインにある大きな病院で出産をして間もない女性が
エレベーターに挟まれて体が半分に切断され、死亡しました。

なぜこんな事故が起きてしまったのか??

出産後、女性がエレベーターに挟まれ体が真っ二つに切断

赤ちゃんを出産して間もない女性が
病院のエレベーターに挟まれて亡くなりました。

出産をして喜びを感じていた女性と家族を
一気に奈落の底に落とした悲惨な事故です。

スペインのアンダルシア州都セビリアにある
大きな病院「Hospital Our Lady of Valme」にて
搬送中の産婦さんがエレベーターに挟まれて死亡しました。

亡くなったのは産科に入院をしていた、
ロシオ・コルテス・ヌネスさんというまだ26歳の若い女性でした。

帝王切開で赤ちゃんを出産し、
3人の子供の母親となったロシオさんですが、
男性看護補助者いわゆるポーターが、
ロシオさんの乗るストレッチャーを押して、
エレベーターに乗っている時に事故に遭ってしまったのです。

エレベーターに乗り込んだ時、
ドアが2回開閉を繰り返しており、一向に上昇しませんでした。

そこで、このエレベーターから降りて
違うエレベーターに乗ろうとしたポーター。

まずはポーターが降りてから、
ロシオさんを乗せたストレッチャーを引いたのですが、
そこで急にエレベーターが上昇してしまったのです。

救助隊員が駆けつけ専門の道具を使って救助活動を行ったのですが、
ロシオさんの体は真っ二つに切断されていました。

頭部は天井とエレベーターの間に挟まれており、
足はシャフトという空間に飛び出しぶら下がっていました・・・

あまりにも複雑な状態に作業は2時間にも及んだそうです。

なぜこのような事故が起こったのか?

地域保険局長のマリナ・アルバレスさんは、
このように事故の説明をしています。

「問題のエレベーターは8月12日に最後の点検を受けており、
トラブルの報告はなかった」

そして、義理の兄であるデヴィッド・ガスパルさんが
メディアの取材に対してこのように語っています。

「こんなことが起こり得るなんて信じられない。
だが泣き寝入りは決してしない」

遺族は事故の責任を訴え、
高額の損害賠償金を求めるのでしょう。

それから、産まれたばかりの赤ちゃんは
心臓に異常が発見されたので
別の病院に転院することになったそうです。

ロシオさんと一緒に病室に戻されなかった事が
赤ちゃんを事故から回避させたようです。

しかし、ロシオさんは亡くなってしまいました。
これから残された家族の悲しみを考えると胸が痛いです・・・

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