少し前までは誇らしかった皆勤賞。

たとえ勉強が出来なくてもたとえ仕事が出来なくても
真面目に登校や出勤した証。

少しの具合の悪さでも我慢して頑張って行った努力の結晶ですよね。

しかし、その皆勤賞の賞状をゴミ箱に捨てた行為が
ネットで絶賛されています。


皆勤賞の受け取りを拒否

驚くべき写真を公開したのは
TwitterユーザーのeI120 meitetsusさん。

皆勤賞のおかしさについてしっかりと理屈で自分の考えを説明した上で
ゴミ箱に捨てた写真をアップしました。

引用:https://twitter.com/eI120meitetsu/status/971027597546188800

あのね、休まなかったことに対して祝うのってどうかと思うよ?
休まなければならない理由があって休んだって人もいるだろうしさ、
そもそも「休まなかったこと」に対して祝うっていうのを
義務教育なんかで教えてくるから労働環境がこうなるんじゃないの?
こんなものゴミ箱に捨てましょう

賞状を捨てた理由

最近は働き方改革など制定され、
無理してはいけない世の中になっています。

男子生徒は学校にて皆勤賞の受け取りを拒否したのだという。
その理由は以下の通り。

・毎日楽しく学校に行っていたわけではない

・むしろ義務教育は苦痛だった

・受け取りを拒否したのに勝手に鞄に入れられていた

・賞状を手渡してきた担任にこのメッセージが届いてほしい

・皆勤賞を取るために無理するのはおかしい

・学校は北陵(賞状に書かれているのが少し写っている)

・卓球部

・休むべきときは休むべき

・休み0日と1日の違いと休み5日と6日の差は同じだと思う

長い間、我慢してでも無理してまでも
出席することが美学とされていた世の中の風潮でしたが、
現在は辛い時は休むことが当たり前になっています。

休むことも考えなくてはいけない日本とは
まだまだ先進国には遠いと感じざるを得ませんね。

ネットでの反応

・素直に喜べないのかねぇ。義務教育が苦痛?やはり考え方が子供。
ろくな大人にならないのと思う。

・休まないこと=褒められることという図式を
小学生のウチから刷り込まれることが問題という話。
一日も休まないで成果を上げるやつより、
数日休んでも成果を上げるやつの方が優秀、
という事を小学生のウチから教えなくてはいけない。

・休むのは悪、長く働く事が正義だという教えのお陰で
この国には真の意味の効率化が根付かず、
労働者を圧迫することしか知らない企業経営がまかり通っているのに?
そのせいで何万人もの就業者が身体や精神を病んで死んでいるのに?
激しい内戦状態に匹敵するこの異常な社会へのアンチテーゼと
問題提起としてこれはむしろ手法としては軽く穏当な部類に入るのでは?

あなたにオススメの記事

⇒ 小学校教師の実態…『8×7+17=73』を不正解にした驚愕の理由