15人の死者を出した軽井沢スキーバス転落事故…
遺体を見た医師が明かした死因…


15人の死者を出した軽井沢スキーバス転落事故

2016年1月15日1時55分頃、
長野県北佐久郡軽井沢町の国道18号碓氷バイパスで起きた
スキーバス転落事故。

乗員・乗客41人(運転手2人、乗客39人)のうち、
乗員2人と乗客13人の15人が死亡する悲惨な事故となりました。

事故現場は国道18号碓氷バイパスの入山峠付近。
緩やかな下り坂を走行中に左側ガードレールに接触したバスは
対向車線へはみ出し、道路右側に転落しています。

制限速度時速50kmの現場区間を時速100km前後で走っていたとみられ、
事故直前の監視カメラ映像でもスピードを出しすぎて
オーバーランしている様子が映っています。

引用:https://www.youtube.com/watch?v=82Coeznk3iQ

バスには39人の乗客が乗っていて、
そのうち32人が首都圏の大学生だったといいます。

事故を起こしたバス会社「イーエスピー」は事故の2日前に
運転手の健康管理を怠るなどの法令違反があったとして、
一部運行停止処分を受けていました。

また、事故を起こした運転手は
これまで小型バスの運転が中心で大型バスの運転には不慣れであり、
深夜業務の経験も乏しかったとか。

不慣れな運転手に運転をさせたとして業務上過失致死傷容疑で
イーエスピーの社長ら2人が書類送検されています。

遺体を見た医師が明かした死因

事故直後、長野県警軽井沢署で検案を任された
軽井沢病院副院長・中村二郎医師によると

死因は頭蓋内損傷が9人、頸椎損傷が4人で残る2人は全身強打だった。

少なくとも14人が脳や首の骨に致命傷を負っていたが、
ほとんどの遺体は頭や首、肩に目立った傷や内出血が1、2カ所ある程度。

大量出血や全身骨折などの外傷は見られず、
防御姿勢をとれないまま頭部などを損傷しての即死状態だったといいます。

「顔もきれいな人ばかり。
外見の傷と体内に受けたダメージの落差を感じた」

と外傷と受けたダメージの差に驚いたとか。

また、シートベルトの着用でお腹に出来る傷跡は数人にしか見られず

「座席の位置にかかわらず、
シートベルト未着用の乗客は衝撃で飛ばされてしまったのではないか」

シートベルトを付けていれば
助かっていた可能性があるとのことでした。

バスでもシートベルトは重要です。
この事故を教訓にぜひシートベルト着用をしてください。

ネットでの反応

・赤ちゃんが揺らされるのの大人バージョンか

・瞬間的には何Gかかったんだろうな

・シートベルト付けてれば助かったんやろか?

・この時間なら全員熟睡中でそのまま即死だったんだろうな

あなたにオススメの記事

⇒ エレベーターが落下した時に助かる方法…落下中にジャンプしたら助かるのか?