もし米国と北朝鮮が軍事衝突したら
シュミレーションしたら驚きの事実が…



これまでトランプ米政権は内向きと考えられていたが
急激に関与政策に舵を切りました。

化学兵器を使用したシリアに懲罰としてミサイル攻撃を実施、
その後、北朝鮮に対して空母機動部隊を仕向け
圧力をかけようとしています。

これは棍棒外交です。

棍棒外交とは穏やかに語り、太い杖を携えて進むといった意味。
棍棒(武力のこと)で脅しているということです。

強大な軍事力を目と鼻の先に突きつけ時には行使する。

それにより北朝鮮に核や弾道弾に関する政策の変更を迫るものです。

しかし、米国はその棍棒を用いて
北朝鮮の核を砕くことが出来るのでしょうか?

軍事的には十分に可能です。

米国は通常戦力だけでも北朝鮮の核開発、
弾道弾整備を不可能とし、金正恩体制の打倒も出来ると言われている。

核開発が地下要塞でも妨害できる

米国の軍事力は北朝鮮をどうにでも処理できます。

無制限の攻撃を受ければ北朝鮮には抵抗の手段はありません。

核開発妨害は容易です。
仮に施設が地下要塞化しており、
場所がわからなくても関係ありません。

関連する電力網や物流網、交通網、従業員の生活関連施設、
わかるかぎり破壊すれば開発継続はできなくなります。

具体的な攻撃目標は以下となります。

■電力網
地域の発電所や変電施設、高圧電線、施設側の受電整備も破壊する。
さらに石油タンクや野積みの石炭といったエネルギーストックを焼き払う。

■物流・交通網
鉄道橋や操車場、機関車本体を攻撃する

■生活関連施設
水道や年交通の中核施設。
水道屋都市交通の中核整備です。

これらを麻痺させれば核開発は頓挫します。
電力・原料不足では操業出来ず、
従業員の出勤率も大幅に低下するからです。

同様に弾道弾も無効化出来ます。

「移動式発射機の破壊は難しい」

と言われていますが、
その運用基盤や生産・整備工場、
燃料生産・輸送・補給施設を破壊すれば良いのです。

時間はかかるものの、整備不良・燃料不足によって
発射可能なミサイルは徐々に減っていく。

食料倉庫や工場を破壊させれば飢餓状態になる。
さらには体制打倒も可能です。

餓死者が大量発生する可能性に追い込めば
いずれそれに我慢できなくなります。

これには食料の生産・供給を破壊させるだけですみます。

肥料工場や用水施設、他の農業施設、
食料倉庫や食品工場を使用不能すること。

これらの攻撃は米国軍事力にとって決して難しいものではありません。
通常攻撃だけ、さらに空爆限定かつミサイル・無人機主体の攻撃でも実現できます。

初手で北朝鮮防空網を破壊させれば
あとはどうとでもなります。

防空網への攻撃自体も困難なものではありません。

シリアでも使用した米軍の巡航ミサイル「トマホーク」300発程度で
レーダーサイトや通信施設を攻撃すれば終わる・・・

戦闘機やミサイルが残っても効果的な迎撃はできなくなります。

トマホークをレーダー探知出来ない

トマホークとはジェットエンジンで飛行する巡航ミサイルのことです。

トマホーク300発の数字は
同じく米軍が持つオハイオ級の原子力潜水艦2隻分に過ぎません。

18隻中4隻が核ミサイルをおろし、
その代わりにトマホーク154初を搭載しています。

イージスシステムを搭載したイージス艦とは異なり、
その居場所はわからず、
北朝鮮からすれば突然発射されることになります。
完全な奇襲攻撃です。

このトマホークの攻撃を北朝鮮は防げません

トマホークは超低空飛行を常用しており、
その最低高度は30メートル以下。

早期警戒機を持たない北朝鮮はレーダー探知が出来ない

肉眼で発見しても視野から1〜2秒で去るため、対処できない。

電線や材木切り出しのケーブルに引っかかりでもしない限り
撃墜はないのです。

仮にGPSへの妨害が出来たとしても
現用型のトマホークには通用しない。

昔からある地形高度判定誘導に加え、
ミサイル搭載のカメラによる風景誘導も取り入れているためです。

それだけでピンポイント攻撃が可能なんです。

この防空網攻撃時に情報戦を行えば
有人機攻撃も容易となります。

そうすれば攻撃規模は大きくなり、
北朝鮮の戦闘機や対空ミサイルも地上撃破出来ます。

北朝鮮は情報攻撃には耐えられません。

「レーダーやミサイルを無効化する技術」と考えられがちですが、
それ以前にまず無線通信網がダウンさせられ
戦闘の指揮や報告が混乱する。

技術格差からすればレーダー画像のすり替えもありえます。
イスラエルが2007年にシリア核施設への攻撃で行ったものです。

さらには有人機すら危険な北朝鮮の上空に入らないで攻撃できます。

米軍が「JSOW」「SDB」と呼ばれる
滑空式誘導爆弾を用いた場合、
100キロメートル以上先まで攻撃できます。

これらはエンジンがない分、巡航ミサイルよりも安価で軽いために
同時多数の攻撃が実現可能です。

低速の無人機も自由に行動できるようになり、
施設などの不動目標が進みます。

発見後は搭載した小型ミサイルやSDB、
または後方から発射される巡航ミサイルや誘導爆弾による攻撃が行われます。

北朝鮮の潜水艦は低速しか出せません。
特に米軍の空母機動部隊はその威力を発揮します。

ほぼ制空権を確保した状態となり、
「F-18」「F-35B」といった艦載機のほとんどを対地攻撃に使えます。

北朝鮮の至近距離に接近すれば
攻撃回数を大幅に増加させられる。

戦闘機の往復時間は短くなるため回転率も上がる

同時に搭載燃料も少なくなるので
その分、爆弾を搭載できるというわけです。

しかし、有人機を北朝鮮上空に送り込むのはなるべく避けると思われます。

理由はパイロットの救難が困難だからです。

撃墜だけではなく、故障などでの墜落・脱出はありえるものの
北朝鮮にパラシュート降下すると回収は難しい。

空母機動部隊が警戒すべきは
北朝鮮の潜水艦だが、さほどの脅威ではありません。
潜航時には低速しか出せず、米空母の攻撃位置にたどり着けないからです。

北朝鮮の潜水艦が時速8キロメートル程度、
一方、米軍の空母が時速45キロメートルで行動した場合、
そのくらいの差となります。

元々、空母の正面から25度以内の範囲にいた潜水艦以外には接敵出来ません

範囲は米国の対潜ヘリが警戒線を引いており、
偶然、その場所に潜水艦が展開出来ても
やはり接敵出来ないのです。

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