【真冬の北海道】
父に捨てられ、家を飛び出し金も尽きた私。
男に「私と遊びませんか?」と声をかけた結果・・・


両親が離婚し、父方に引き取られた私

父の度重なる身勝手な行動に嫌気がさした私は家を飛び出し、
一人暮らしをすることとなった。

しかしお金はすぐに底をつくこととなる。
自暴自棄になり何もかもが嫌になっていた私は、身体を売る決意をした。

当時高校生だった私は両親の離婚により大学を受験しようとしていたが、
半ば諦めることを余儀なくされた。

どうしても父親が嫌だったので一人で家を飛び出した……

遠い場所まで逃げた。
冬の家出はつらい。

考え事をしたいだけなのに、寒くて外にはいられない。
怪しまれないようにネカフェを転々としてお金はどんどん減っていった。

最悪の決断をした。

援助交際をしよう。身体を売ろう。

街に立って親切そうな人にこちらから声をかけることにした。
良さそうな人はなかなか見つからない。

ようやく優しそうな30代くらいの人に目を付けた。

援助交際のため、声をかけると・・・

「何か?」

「あの…」

練習したはずなのに、私と遊びませんか?
とは言えなかった。

じろじろ見られた。

警察の人かもしれないと思っておびえ

「家出?」

と聞かれ、頷く私。

「お金がない?」

また頷く。

「泊まるあては?」

首を横に振る。

男の人は少し考え込んだ。
そして・・・

「一緒においで」

と言ってくれた。

ついていくと・・・

立派なマンションに着いて、少し驚いた。

エレベーターで上がり、
男の人は「ただいま」といってドアを開け
わたしに「上がって」といった。

「おかえり」と若くて綺麗な人が出てきたときは死ぬほど驚いた。

「あら、こちらは?」

「俺もよく知らん。家出してきて困っているらしい」

「ええ? あら、それは、えっと、あ、とにかく上がってね」

奥さんらしかった。

奥さんからはご飯をご馳走になって、
こんな展開になるとは思ってもいなかった。

事情は聞かれなかった。
でも私は思い切って自分のしようとしていたことを話すことにした。

ご夫婦二人で真剣に私の話を聞いてくれた

私は泣きながらこの話をしたあと
旦那さんになぜ私を助けたのかを聞いてみた。

そしたら…

「俺は子どもを見捨てる親が一番嫌いなんだ。
だから俺は君以上に君のお父さんのことを嫌いかもしれないよ。
だからこそ君を見て助けたいと思ったんだ」

あの時助けてくれたご夫婦に私は本当に感謝しています。
私にとっては本当に素敵なお父さんとお母さんです。

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