カツオ漁船の実態…
給与明細が公開され、過酷な労働環境だと話題に…


カツオ漁船の実態

誰でも一度は聞いたことがあるかもしれない
「お金に困ったらマグロ漁船やカツオ漁船でワンチャンスを狙え」

実際にどんなものなのかご存知でしょうか。
今回はそんなカツオ漁船の実態を紹介します。

給料はいくらぐらいなのか

カツオ漁船で20歳になる方の給与明細です。

一年間で650万円程の給料を得ています。

しかし、手取りの652万から時給を割り出すと1200円です。

食費や住居費などがないのも大きいですね。

また、売上が5億3000万円で経費が2億4000万、
残り2億9000万の39.6%が支払われるようです。

60%は経営者のものということになります。
やはり経営する側は一番美味しいということも読み取れますね。

給料の相場

マグロ漁船の年収相場は500万円だそうです。

借金を返す方法としてマグロ漁船に乗る。
確かにこれだけ稼げれば借金のカタに乗せられた時代があっても
不思議ではないかもしれません。

過酷な肉体労働

当然、これだけ稼げるお仕事なので大変なところもあります。

真っ先に思い浮かぶのが肉体労働としての大変さです。
睡眠時間が平均5時間で毎日15時間以上も操業するそうです。

さらに遠洋漁業は1年間帰ってこられないのが当たり前で
よっぽど体力に自信がある方でないとやっていけないかもしれません。

外国人船員が多い

外国人船員は日本人よりも気性が荒く、時間にルーズ、不潔、
自分流に拘りが強いなどとどうしても日本人気質とは合わない部分があり
それがネックになり辞めてしまう人も多いそうです。

プライベートの時間が全くない

当然ずっと漁船の上で生活するのでプライベートが皆無です。

インターネット環境もありませんのでPCなども扱えませんし、
遠洋漁業は1年間帰ってこられないのが当たり前の世界なので
このような生活に耐えられない人は多いのではないでしょうか。

体育会系の部活などで寮などに入っていた人であれば
ある程度耐えられるかもしれませんが・・・

地雷撤去の次に死亡率が高い?

労災率がとても高く、地雷撤去の次に死亡率が高い、
中国の炭鉱夫よりも死亡率が高い。
ピンと来ない世界がここにあります。

命を懸けた仕事であることは間違いありません。

借金のカタに漁船に乗せる理由

「金返せんのか。マグロ漁船に乗りたいんか!」
こんなセリフをドラマや映画で聞いたことあるかもしれません。

借金取りからしたら色々と都合がいいことがあります。

まず逃げられないこと。

船の上に乗ったらそこは海。
しかも遠洋で泳ぎでどうのこうのというレベルではありません。

なので一度船に乗せたら逃げることもサボることもできずに
海に出ている間は働かせ続けられるわけです。

そして、プライベートもなく仕事もキツイため、
脅し文句という目的でも使われるのでしょう。

結局、漁船での仕事は稼げるのか?

稼げる稼げないの二択では稼げるお仕事だと思います。

しかし、漁師になるまでの学力の壁などはそこまで高くないですが
命を懸ける覚悟が必要ですし、
社会の一般常識が当てはまらない世界です。

とはいえ仕事の適正というのは自分自身でもわからない部分があり、
意外とすんなり馴染む方もいるそうです。

ネットでの反応

・ワンチャンスを狙え
べーリング海の一攫千金カニ漁

・休日無しで362日働いて650万は安いでしょ。全く割に合わない
中卒や外国人ならいいんでない?って感じだわ

・指を落とす可能性が高いし、たかが600万で人生終わらしたくないな。

・命懸けの割に安いかな

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