「絵心がある≠漫画家になれる」
プロへの道の厳しさを叩きつける漫画が話題に…



絵がうまく描けない人は描ける人に憧れるあまり
「絵心さえあれば絵描きの世界で楽に成功できる」と捉えがちですが、実情はずっと厳しい。

そのようなクリエイターへの認識について示した図がTwitterで注目を集めています。

1.クリエイターに対する意識の違い

2.クリエイターに対する意識の違い ≪改訂版≫

TwitterユーザーのREN(@REN_multilockon)さんが
漫画家に対する認識を例に実情を知らない子どもと大人、
実情を知る人の人生観をそれぞれ図示したもの。

漫画家に憧れる子供

漫画家に憧れる子どもから見た人生観は絵心があるから
「漫画家デビュー」「アニメ化」「『ワンピース』級の成功」に至るまでが、
なだらかな階段で表現されています。

子供ゆえの甘い認識ではありますが、投稿主は
「こうした根拠のない自信は別の形で生きることもあるので現実を見せるのはゆっくりでいい」としています。

まだ夢を捨てきってない大人

「多少現実見たけどまだ夢を捨てきってない大人から見た人生観」は
絵心があるのハードルが急に高くなっており、
漫画家を「自分では手の届かない存在」と認識した人を想定しています。

しかし、絵心以降のハードルについては子どもの認識と同様。
そのため絵を描く人が身近にいると
趣味だけで終わるのはもったいないと思い、激励する傾向にあるとしています。

普通の人

最後の「(実情を知る)普通の人から見た人生観」は投稿主の認識を示すもの。

「絵心がある」は最初の一歩に過ぎず、目の前には
「20ページの漫画を完成させる」という大変なハードルが天高くそびえ立っています。

これを越えたとしても次なる地点「漫画家デビュー」はゴツゴツした絶壁。
しくじれば下に広がるマグマの海へまっさかさまです。
一度でも漫画に取り組んだことのある人ならば身につまされるのではないでしょうか。

引用:https://twitter.com/namusan1146/status/957567998981677061

RENさんは「自分は漫画をネットにさらして満足している人間なので
この図でも認識は甘いはず」と述べています。

そんな声を受けてか、ツイートには「漫画家デビュー」以降の
より厳しい世界を描いた図も経験者から寄せられています。

もう無理ゲーにしか見えませんね。

https://twitter.com/temiyuri/status/958057837820755969

引用:https://twitter.com/temiyuri/status/958057837820755969

ネットでの反応

・1段目上がって初めてマグマが見える視界なんだと思いました。
見る気もない人には絶対見えないですよね。
漫画に限らず専門性ってそういうものですね。

・クリエイター志望が供給過多すぎるのが問題。
20ページ漫画描いたところで9割方切り捨てられることが多いし、
厳しい門を潜り抜けたところでさらに熾烈なサバイバルが待っているわけで。
強烈な自己顕示力と実力がない限りは趣味でやるどころか、
平凡な日々を淡々と過ごした方が幸せになれると思います

・ずっとマグマの海の上を漕いでいる、
もう振り返っても出発地点は見えないし、先を見ても岸が無い、方位磁針も地図も無い・・・

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