命がけでないと住めない家3選…
罠だらけで怖すぎと話題に…
命がけでないと住めない家3選
自分の家に罠を仕掛ける人はまずいないでしょう。
たとえ防犯目的であったとしても
下手をすれば無関係な人に怪我を負わせる可能性もあります。
最悪の場合、自分がその罠の犠牲になってしまうことも・・・
実際にそんなことがあるとすればかなり情けない話です。
しかし、本当にそういう事例があるのです。
1.ショットガン満載の家
ベルギー在中のルイス・デシー(79)は
妻との間に14人の子供(娘10人、息子4人)がおり、
3階建の屋敷で暮らしていました。
老後は趣味にでも興じながらのんびり年金生活を送るはずだったのに
あることが原因でその予定が大幅に狂ってしまいます。
それは離婚。
これにより妻だけでなく、
14人の子供たちも彼の元を去って行きました。
さらに、ルイスが住んでいる屋敷の所有者は彼の母親であり、
彼女は遺言でその屋敷を孫のジャンヌに遺贈していたのです。
つまり、ルイスは家族を失った上に住む場所さえ失う運命にありました。
追い詰められた彼はリベンジを果たそうとします。
どうえ家を追い出されるのなら
次のその屋敷に住む者たちに地獄を味わわせてやろうと考え、
家の至る所に罠を仕掛けます。
居間のTVや貯水タンク、屋根裏部屋などにショットガンを取り付け、
それらはあるきっかけにより仕掛けが作動して
銃をぶっ放すという仕組みになっていたのです。
恐ろしいことに罠の発動するきっかけが罠ごとに異なり、
仕掛けた本人でさえ覚えきれないので
彼は何をどうすればどの罠が発動するのかを細かくメモに書いていました。
書いてはいたのですが結局、ルイスは
自分で罠の一つをうっかり作動させてしまい、
自らが設置したショットガンに撃たれて死亡したのです。
ちなみに警察が屋敷を捜索した際、
発見された罠は全部で19個だったのですが
ルイスのメモによれば設置した罠は合計20個だったとか。
将来、残された最後の罠が発動することがあるのかどうかは
神のみぞ知るといったところです。
2.ゴミの迷路
1990年代前半、ニューヨークの五番街にある一軒家に
ラングレー・コリアーと兄のホーマーの2人が住んでいました。
近所付き合いに関してはごく普通だったようですが
ホーマーが失明してから2人の生活に変化が現れます。
弟のラングレーが目の見えない兄の世話に専念し始めるとともに
この兄弟は次第に外部との接触を断つようになりました。
時々、家の外に出てくるのはラングレーのみで
時間帯は主に日が落ちてからでした。
近所の住人からは不気味な兄弟の住む家があると噂されるまでに至りました。
それに対抗するかのようにラングレーは家の中に段ボールや家具、
本、生活ゴミなどをうず高く積み上げ、
まるで迷路のようにして誰も中に入れない状態にしました。
しかも、通路には所々にワイヤーが張られてあり、
引っかかった瞬間に頭上から重量感のある何かが落ちてくるという念の入れよう。
そして1947年、匿名の通報を受けた警察が2人の家を捜索したところ、
まずホーマーの死体を発見。
死因は心臓発作でした。
その後、凄まじい悪臭が漂う家の中で
一週間以上かけて数十トンに及ぶゴミが撤去され、
ラングレーの死体が発見されます。
彼も先ほどのルイスと同様、自分の仕掛けた罠にかかり、
落下してきたゴミの下敷きになって命を落としたのです。
3.傾いた絵画
第二次世界大戦中、
物資が不足して敗色濃厚となったドイツ軍が戦場から撤退する際、
彼らは単純にその場を後にしたのではありません。
各市街地に点在する損傷が少なくて大きめの建物、
すなわち敵軍が本部を置く可能性が高い建物に片っ端から罠を仕掛けました。
その罠とは傾いた絵画です。
部屋の壁にくぼみを作り、その中に爆弾を設置し、
そこに絵を掛けて隠します。
この時、必ず絵を少し傾けておくのが最大の特徴。
絵を真っ直ぐにした瞬間にドカン!となるように設計されていました。
逆に言えば絵が傾いているのに気づかなければ
この罠は何の意味も成しません。
そう考えると少々回りくどい罠のような気がしますが
一説によればこの罠はそれなりに地位の高い者を狙い撃ちにする目的があったそうです。
壁にかけられた絵が傾いているのを気にするのは
現場の指揮を執る人物に限られるだろう、というのがその根拠でした。
ネットでの反応
・撤退の時のブービートラップと言えば、
日本軍は出ても居ないのに〝コレラ患者隔離地帯〟って看板一つ立てて、
占領した米軍を震え上がらせたらしいなw
NBC兵器ってブラフでも効くんだな・自分の仕掛けた罠に自分で引っかかって死ぬとか切ない末路。
・まぁこんな家に住もうと思う人はいないわなあ