運転で一度もミスしてないという人はいませんし、
ミスに気付かない時もあります。

しかしこれから挙げるミスは車の寿命を削り、
事故につながる危険があります。

今回はそんな運転にまつわる
75%のドライバーが間違っている危険な間違いを紹介します。


75%のドライバーが間違っている危険な間違い

1.危険な座り方

2009年に行われた座り方についての調査では
間違った座り方のドライバーは約75%という調査結果が出ているようです。

これは腰痛や筋肉痛の原因になるだけでなく
エアバッグが開くときに怪我をしかねません。

正しく座るにはシートの高さがフロントウインドウの真ん中に
目の位置が来るようにし背もたれに深く座りましょう。

運転する時は上体を起こし、
肩が背もたれに着いてる状態を維持します。

2.シフトレバーに手を乗せたままにする

ミッションにストレスがかかったり、
振動でシフト抜けしたりする可能性があるので良くありません。
何よりも運転中は両手でハンドルを握るのが基本です。

3.クラッチを踏んだままにする

特にアイドリングストップ機能を騙すために信号待ちなどの時に
クラッチを踏んだままにしている人が多いようです。

クルマに直接ダメージを与えるわけではありませんが、
クラッチスプリングからの負荷のかかるベアリングをリリースすることになります。

このベアリングは恒久的にクラッチスプリングの負荷に
耐えるように設計されていません。
もしこの部分が壊れるとクラッチ丸ごと換装することになります。

4.ステアリングを切る

狭い場所で停止した状態からステアリングを切る行為を
頻繁に繰り返すと部品がダメになっていきます。

5.車上に積もってる雪

場所によってはルーフの上に多くの雪が乗った状態で運転することは違法です。

さらに、ブレーキをかけた時にフロントガラスに落ちて前方視界が遮られたり、
ワイパーが壊れたりします。

また走行中にクルマの後ろに落ちると後続するクルマにとって危険だからです。
もし雪国に行ったらしっかり雪を取り除いてから運転しましょう。

6.運転に向いてない履物

ドイツの大きな保険会社が2015年に行った調査では
25パーセントの女性と13パーセントの男性ドライバーが
ビーチサンダルで運転したことがあるとの結果が出ました。

またこの内4人に1人が履物がマットにひっかかった経験があり、
5人に1人がペダルから滑った経験があったそうです。

日本では都道府県別に履物に関する規則は違いますが、
運転を誤る恐れのあるものや踵が固定できない履物は禁止されています。

ビーチサンダル以外にもヒール高の高いハイヒールなども
ペダル操作が難しいので危険です。

7.エンジンを暖めるためにアイドリング

アイドリングストップを義務付けている都道府県は多いですが、
冬場などにエンジンを暖めようとアイドリングしてから
クルマを動かす人もまだいます。

これは環境に悪いだけでなく、エンジンにもよくありません。
車を走らせながら軽い負荷を掛けてエンジンを暖める暖機運転を心がけましょう。

8.ダッシュボード

ダッシュボードにものを乗せると事故の時に凶器となる場合があります。
何かをダッシュボードに載せる場合には良く考えてからにしましょう。

9.下り坂のブレーキ

長時間ブレーキを踏み続けるとブレーキの摩擦材が熱を持ち、
次第にブレーキが効かなくなってきます。

10.注意散漫

アメリカのCenter for Disease Control(CDC)によると
アメリカではドライバーが注意散漫だったために毎日8人が死亡、
1160人が怪我を負っています。

運転手の注意が散漫になることで起こる事故は
以下の3つに分けられます。

・視覚的に気が散ってしまう。
・ステアリングから手を離してしまう。
・運転に集中しない。

11.急なバック

走行中にリバースに入れると
大きな負荷がギヤボックス等にかかってしまい、車の寿命が減ります。

12.タイヤの空気圧

タイヤの空気圧が低いとタイヤの消耗が激しくなります。

それだけでなく燃費が悪い、
ブレーキに必要な距離も長くなるなどの不都合も発生します。

適正値かどうか空気圧の確認をしましょう。

13.大きな荷物

スペアタイヤや大きな荷物を固定せずに
後部座席やトランクに入れることは実はリスクの高いことです。

衝突時に慣性の法則で前に放り出され、
トランクにあっても後部座席が倒れるようになっている場合は
それを突き倒して前に飛んでいきます。

大きな荷物のある時はストラップなどで固定しましょう。

ちなみにこちらの動画で
40km/h衝突時にスペアタイヤがどのように動くかが分かります。
(ドイツ語と英語のみ)

これまでの自分の運転を振り返り
安全でクルマに優しい運転を心がけましょう。

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