台湾地震で倒壊した建物下から裸で抱き合う21歳カップルの遺体…
明らかに彼女を守ろうとしている姿に涙が止まらない…
現地の報道によると男子学生のツァイさんは
彼女である女子学生のホワンさんに体一つで覆い被さり懸命に
守ろうとしていたとのこと。
最後まで命を懸けて守ろうと掴んだその手は
彼女から引き離すのに苦労したとレスキュー隊の方は語っています。
この若いカップルは二人とも21歳の大学3年生。
生前、二人は探検をすることが好きで、
その仲睦まじい様子をFacebook上にたくさん投稿されていました。
その様子を改めて振り返ってみて、
二人の同僚や友人の方から悲しみの声が多く寄せられています。
この写真には二人で仲良くハイキングを楽しむ様子が写っており、
説明書きにこのようなことが書かれています。
「手をつないだら、一生そうしていたい」
二人で訪れた数々の探検地での写真をまとめた投稿もあり、
そこにはこのようなコメントが書かれています。
二人の友人は地震発生直後にソーシャルメディアを通じて二人の安否の確認と
助けを求める呼びかけをしていましたが、
報告されたのは二人の遺体発見という悲しい事実でした。
この報道によりネット上には二人への賛辞が多く寄せられています。
こちらはツァイさんの同僚の方からの声。
「ツァイさん、良い旅を。とても悲しい。
一緒に仕事ができるのを待っていたんだ。
なぜ君のような明るい人が逝ってしまったんだ」
そして友人の方々からのメッセージです。
「2度一緒に兵役に行ったことを嬉しく思う。
天国で会おう!安らかに!」「君たちに会えてよかった。
二人は永遠に僕たちの心の中にいる。
天国でも親友でいよう」
尚、二人がペットとして飼っていた犬も
二人の傍で亡くなっていることが確認されたそうです。
日本が東日本大震災によって甚大な被害を受けた時、
200億円を超える義援金と多くの暖かく力強いメッセージを送ってくれた台湾。
その時の御恩を今こそ日本は台湾に返す時ではないでしょうか。
今回の震災によって亡くなった多くの台湾の人々のご冥福を祈ると共に
この報道が多くの日本国民に届くことを心から願うばかりです。