敵だらけの自衛隊を救う天皇陛下の一言…
日本人が知らない天皇陛下の真実が話題に…
これほどにまで未曾有の災害という言葉が
使われたことはなかったのではないでしょうか。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災。
大地震、大津波、原発事故と
三重苦の極限状態におかれた多くの災害者の身を
世界中が我がことのように案じました。
そんな東日本大震災では大活躍した自衛隊。
しかし、その自衛隊を快く思わない国民の方も多いことでしょう。
メディアの報道も自衛隊の違憲性について散々報道されています。
頻繁にそのような情報を聞いてしまうと
そう思ってしまうでしょう。
しかし、国民のために活躍しており、
多くの人間が助けられているというのもまた事実。
今回はそんな敵だらけの自衛隊を救う
天皇陛下の感動の一言について紹介します。
未曾有の災害・東日本大震災
地震発生から日が経つに連れ、
刻々と明らかになってきた深刻な被害状況。
震災による死者、行方不明者は約1万9千人、
建築物の全壊、半壊は計38万戸以上、
ピーク時の避難者数40万人以上、
停電世帯800万戸以上、断水世帯180万戸以上・・・
気の遠くなるような数字ばかりが並びます。
この大震災に対し、早急に救助隊が現地に入りました。
警視庁、消防庁、海上保安庁、自衛隊の派遣部隊により
26,708名もの救命が実施され、
さらに、避難所での世話や瓦礫の撤去などの作業も並行して進みました。
大きな役割を果たした自衛隊の活躍
派遣された自衛隊員は最大時約10万7千人、
航空機約540機、艦艇59隻もの大援軍。
震災発生から3ヶ月間に延べ人数では約868万7千人、
航空機約4万1千機、艦艇4100隻にもなりました。
これにより1万9286人の人命が救助され
9487体の遺体が収容されます。
このように震災時には活躍し、
日本の国益に大きく貢献した自衛隊。
常に日陰の存在でありながら
しっかりと国と民の生命を守り続けてくれています。
憲法論云々はともかく
自衛隊がこれまでに人命において
どれだけの国益をもたらしたかは説くまでもありません。
しかしながら、
昭和29年(1954年)に創設されて
半世紀以上経つというのに未だに国民からの理解が得られていません。
学校で使用される歴史・公民教科書の中には
未だに「違憲」の烙印を押す教科書が多く存在します。
そんな自衛隊に対して、
最大限のねぎらいをされた方がいます。
それが天皇陛下です。
敵だらけの自衛隊を救う感動の一言
震災発生の5日後、平成23年3月16日のこと。
天皇陛下がお言葉を発表されました。
まだまだ被害の全容が見えていない
手探りでの捜索や救助が続く最中でのご発表でした。
そのお言葉の中で天皇陛下は行方不明者の救助への望みと
被災者の生活への励まし、世界中から届くお見舞のこと
団結と助け合いでこの難局を乗り切ってほしいという願い、
ともに復興へ歩む希望をお述べになりました。
特筆すべきは一連のお言葉の中でお述べになった文言です。
「自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体の人々、
諸外国から援助のために来日した人々、国内の様々な救援組織に属する人々が
余震の続く危険な状況の中で日夜救助活動を勧めている努力に感謝し、
その労を深くねぎらいたく思います。」
ご覧の通り、真っ先に自衛隊の名を挙げて
ねぎらいのお言葉をおかけしていらっしゃいます。
むしろ特筆すべきと書く方がおかしく、
陛下としてはやはり真っ先に触れておきたい組織名だったはずです。
しかし、憲法の規定上、
皇室による政治への介入は出来ません(第四条)。
もちろんこれまでもそしてこれからも陛下が
政治に関してお考えをお述べになることはないと思われます。
お考えをお述べになるというだけで政治への介入だとみなされ
周囲のご迷惑をおかけになることを危惧されてのことでしょう。
お難しい立場でもあります。
このお言葉を聞いた多くの自衛隊員の胸のうちには
きっと熱いものが沸いたに違いありません
ご自分の立場も顧みず、日本のために頑張っている
自衛隊をねぎらった天皇陛下のお気遣いは素晴らしいと思います。
東日本大震災に関する
天皇陛下のお言葉の全文はこちら。
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/tohokujishin-h230316-mov.html
ネットでの反応
・自衛隊はあるべきだ。日本を守る為に存在する。
我ら国民はもっと自衛隊に感謝するべきだ。・必ず、憲法改正を行おう。
そして自衛隊を名誉ある軍隊と認めよう。
天皇陛下万歳!
自衛隊、ありがとう!・どんな馬鹿が何と言おうと、自衛隊は日本の誇りです。
これだけは間違いがありません。・少なくとも東北の人間が自衛隊を悪く言うことは絶対にありえないと思いますよ。
「世話になった」なんてレベルではありませんから。