葬儀中に20歳の男性が生き返った…
場内が混乱する中、衝撃の事実が判明してしまう…
インドのウッタルプラデーシュ州ラクナウ市で20歳の青年が事故で瀕死の重傷を負った。
ある民間病院に救急搬送された彼は意識不明のまま10日が過ぎ、
医師より死亡を宣告されたという。
悲しみの中、ただちに営まれた青年の葬儀。
しかしその最中に死んだはずの青年が手足を動かし、
遺族と葬儀に参列した人々を仰天させました。
インドに多い葬儀中の死者覚醒
「死者覚醒」という仰天ニュースがたびたび報じられているインド。
「土葬の寸前に目を覚ました」、
「あるいは火葬の熱に驚いて飛び起きた」という例まであります。
しかし、いずれもお騒がせ目的のフェイクニュースなどではありません。
心拍数や血圧のモニタリングがなされない中、
意識もなく息も脈も大変微弱なために死亡と誤診された人たちばかりなのです。
また、インドの蒸し暑い気候と不衛生な環境がさらに状況を悪くさせています。
死者を早めに埋葬する必要があるため、インドでは死亡宣告後ただちに葬儀が営まれ、
まだ生きているのに火葬(土葬)などという誤ちが起きてしまうという。
家族は心的外傷後ストレス障害に
青年の兄は担当医師への不信感や苛立ちをあらわに
『Hindustan Times』の取材にこのように述べています。
「葬儀中に手足を動かした弟は病院に運ばれ、
すぐに人工呼吸器のサポートなどが始まりました」「危険な状態ではありますが、少なくとも反射神経が働いており、
脳死の状態でもないことがわかっています」「悲しみ、動転、恐怖といった感情をジェットコースターのように経験させられ、
家族の中にはトラウマを発症した者もいます」
「医は算術」と割り切る病院も
治療や入院の費用が日本円にして110万円に積み重なったところで、
青年の家族は思わず「もうお金がない」と吐露。
医師はそのすぐ後にロクに確認もせず青年の死亡を宣告していました。
家族の財力が尽きたら医療行為をストップという冷酷な方針は
青年の主治医ひとりのものか、それとも病院全体のものか。
同様の例が過去にもあった疑いを視野に入れ、
ウッタルプラデーシュ州の保健当局がその病院の立ち入り調査を行なっています。