葬儀場に花ではなくリュックサックが大量に並べられた…
その意味に涙が止まらない…


葬儀場に並べられた大量のリュックサック

故人を弔うために葬儀場には花や思い出の品々がよく飾られます。

こちらの写真はある教師の葬儀の際の光景です。
なんとそこにはたくさんのリュックサックが飾られていたのです。

引用:https://twitter.com/DrBradJohnson/status/1008916394363248640

一般的な葬式でよく見かける大量の花の代わりに、色とりどりのリュックサックが飾られています。

写真をネット上に公開したのはアメリカ在住のブラッド・ジョンソンさん。

こちらの葬儀場で行われたのは
ブラッドさんのいとこである女性の葬式でした。

アメリカの学校で教師をしていたいとこはがんによる闘病生活の末、
2018年6月にその生涯を終えたといいます。

リュックサックの意味に涙が止まらない

大量のリュックサックの意味についてブラッドさんはこう説明しています。

『私のいとこが生前に遺した最後の願いは
「花の代わりにリュックサックを置いてほしい」というものでした。

それは貧しい子どもたちのためのため。
いとこは最後まで立派な先生でした。』

もう長くはないと感じたブラッドさんのいとこは
「最後に教師として出来ることは何か?」と考えた末に
家庭の事情で満足に学用品を揃えられない子どもたちの為に
リュックサックを供えて欲しいと願ったのでしょう。

多くの人が彼女の願いを聞き入れ、
葬儀場にはたくさんのリュックサックが集まりました。

中にはマーカーやノート、ボンドなどの文房具も多く見受けられます。

引用:https://twitter.com/DrBradJohnson/status/1011670975358865408

教師として慕われ、人望の厚かったいとこの葬式には
これまで一緒に働いてきた約100人の同僚が訪れました。

引用:https://twitter.com/DrBradJohnson/status/1009140257902735362

最後まで子どもたちのことを考え、行動した1人の教師の生きざまは
世界中の人々の胸を打ちました。

葬儀場に集まったリュックサックを始めとする学用品は
全て元同僚たちの手によって学校まで送り届けられたといいます。

一つひとつのリュックサックや文房具が子どもたちの手にわたる時…
子どもたちは、自分たちを想い、見守り続けてくれた
1人の教師を思い浮かべることでしょう。

最後の最後まで信念を貫いた
彼女の安らかな眠りとご冥福をお祈りします。

ネットでの反応

・いままで聞いたどんなエピソードよりも素晴らしく、胸を打つ物語です。

・なんて美しい心を持った教師なのでしょう…。ご冥福をお祈りいたします。

・生徒想いの教師に教わることのできた子どもたちは、とても幸せだったことと思います。

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