グラウンドに立たせてもらえなかった女子マネージャー…
ネットで炎上しルールを変えた…
グラウンドに立たせてもらえなかった女子マネージャー
2016年8月7日から甲子園で開催された夏の高校野球、
第98回全国高校野球選手権大会。
大会の直前に行われた出場校による
甲子園練習で起きたことが炎上騒ぎとなりました。
それは大分高校の女子マネジャー・首藤桃奈さん(3年)が
ユニホーム姿で練習を手伝っていたときのことです。
首藤桃奈さんは、普段の練習でやっているように
ノッカーにボールを運ぶなどの役をしていました。
練習開始から10分経過したところで
大会関係者から制止され、ベンチに戻ることとなりました。
大会規定の参加資格には危険防止のため
「その学校に在籍する男子生徒」となっていて、
練習もそれに準ずる規定となっていたためです。
ネットで炎上しルールを変えた
このアクシデントが報道されると時代錯誤のルールにネットは炎上!
元陸上選手の為末大氏は
「世の中と最もずれている競技になりつつある」とコメント。
世の中と最もずれている競技になりつつある
大分の女子マネが甲子園のグラウンドに 大会関係者慌てて制止(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース https://t.co/SIqN6O2MlL #Yahooニュース— 為末 大 (@daijapan) August 2, 2016
引用:https://twitter.com/daijapan/status/760345763582971904
高校野球自体はすばらしいスポーツの祭典だと思いますが、「丸刈り」を含め、謎の様式美、禁則が多すぎますね。 RT 大分の女子マネが甲子園のグラウンドに 大会関係者慌てて制止(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース https://t.co/7zWTXbJxuM
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 2, 2016
引用:https://twitter.com/kenichiromogi/status/760323859706970112
この騒ぎを受け、高野連は2017年の春の選抜大会から
ヘルメット着用などの安全対策をとった上で
球場内の人工芝部分に限って活動を認めることになりました。
制限付きではありますが、
ルールを変えさせることになったのです。
試合で負けて涙
一方、この大会で大分高校は一回戦で中京高校と対戦、
首藤桃奈さんはアルプススタンドから
ベンチ入りできなかった選手たちと一緒に応援していました。
しかし試合は4-12という大差で負けてしまいまい、
涙を流していました。
弱小高校の中には、部員数が減って
女子部員も手伝わないと練習が回らない高校も増えていて
地方大会では以前から認めている地域もあるそうです。
高野連は頭が硬い人たちばかりなんだと思ってしまいますね。
ネットでの反応
・普段からやってるなら別にいいだろ 男だって危ないぞ?
・危険というなら、男女ともに野球経験者に限るべきだろう
・明らかに神事と同じ扱いになってるなw
・何かあったら誰が責任とるんだ!で思考停止する人たちばっかり