斎藤杏花さんが寺内樺風容疑者に監禁されていた部屋を公開…
あの日、少女の身に何が…
世間を驚かせた女子中学生誘拐事件
2016年3月にある少女が
2年間の監禁生活のすえ無事保護されました。
時間が経つにつれ少女が監禁されていた
部屋の中が公開されたりと様々なことが判明しました。
女子中学生誘拐事件の概要
埼玉県朝霞市に住んでいた少女。
行方不明になった時には中学1年生でした。
2014年3月10日を境に少女の行方が分からなくなりました。
この日から少女はある男性に2年間という
長い期間の間、監禁生活を送らされるのです。
少女は行方不明になったその日も
15:10頃中学校から下校。
その後15:40頃に自宅の近くで
10代後半くらいとみられる若い男と
立ち話している少女を近所の住民が目撃。
しかし、それ以降の行方は全く分からず目撃情報もなかった。
すぐさま家族は捜索願を提出しました。
警察が動きはじめたのはいつ?
少女の家族から捜索願が出された3日後の
2014年3月13日から警察は公開捜査を開始します。
たびたび少女の目撃情報は報告されたものの
少女のあしどりがつかめるまでの有力な情報は得られずにいました。
そんな中2014年3月19日に
少女の父親宛てに本人からとみられる手紙が届きます。
「元気で過ごしています。迷惑をかけてごめんなさい。
しばらくは帰れないです。」
といった内容が書かれており、
この手紙の消印には埼玉県上尾市の消印が押されていたのです。
少女が自ら通報
行方不明になってからはや2年。
突如事件が動き出します。
2016年3月27日東京都中野区にあるJR東中野駅近くの
公衆電話から少女自ら「助けて欲しい」と
110番通報をかけました。
通報をうけすぐさま警察が現場に駆けつけると
その場には2年前に行方不明になったままだった
ジャージ姿の少女が・・・
すぐさま少女が持っていた生徒手帳ですぐに身元が
確認され少女を無事保護することになりました。
保護された後少女が語ったこと
少女は保護された際に連れ去られた時の
具体的なことをこと細かく話しました。
行方不明になった2年前の下校中に
「知らない男性に無理やり車に乗せられ、
埼玉から東京に連れ去られました。今まで2年間ずっと監視されながらの
監禁生活を送っていました。」
などと警察に話したそうです。
このことから少女はやはり誘拐・監禁事件に
巻き込まれた可能性が非常に高いと判断。
連れ去られたその日も寺内容疑者から
「お父さんとお母さんが離婚することになった」
と嘘の話を持ちかけられ…
「弁護士さんが(少女のことを)保護してくれるから車に乗って!」
と言われるがままに車に乗せられ埼玉に
連れていかれたのです。
2年間の間どこにいたのか
少女が監禁生活を送っていたのが
寺内容疑者が通っていた千葉大学の近くでした。
少女が監禁されていた千葉市のアパートの他の住人の人の話によると…
「壁は薄いのでノックすれば聞こえるし、
大声で叫べば窓からでも聞こえますよ!」
と話していたそうです。
ただ妙なことに付近の住人によると中学生の声などを
一度でも聞いたことがあるという人はいなかったそうです。
そして2016年の2月下旬ごろに寺内容疑者と共に
少女は東京都中野区に引っ越したそうです。
逮捕された寺内樺風容疑者の素顔
寺内容疑者は大阪府池田市出身の当時23歳。
2016年3月に千葉大学を卒業したばかり。
そんな寺内容疑者は卒業後の就職先も決まっていました。
そして千葉大学に在学中の時にアメリカで
自家用機操縦の免許を取得しています。
寺内容疑者を知る人によると…
「感じのいい人」
「まじめな人」
寺内容疑者を悪くいう人はほとんどいませんでした。
また寺内容疑者のゼミの担当教授によると、
寺内容疑者はちゃんと授業に出席し成績も悪くなかったので
今回の一連の報道を知りそんなことをするようには見えない!とも思ったそうです。
寺内樺風容疑者はどのくらいの刑罰になるのか
未成年者誘拐罪…3ヶ月以上7年以下の懲役
監禁罪…3ヶ月以上7年以下の懲役
逮捕監禁罪…3ヶ月以上7年以下の懲役
強姦罪…3年以上の有期懲役
最大で7年…
親からしたら「短い」と感じるかもしれませんが、
殺人罪でも死刑又は無期若しくは5年以上の懲役です。
(法律上の減軽や酌量減軽により5年未満の刑を宣告することは可能である)
監禁部屋を公開
寺内容疑者が通っていた千葉大学の近くの3回建てアパート。
公開された映像から少しずつどのような
生活を送っていたのか判明しました。
外から部屋を施錠されていたとのことから
なかなか誰かに助けを求める環境ではなかったようです。
寺内容疑者が千葉に住んでいたころの間取りは
・洋室
・和室
・バス/トイレ別
・キッチン
があり1人暮らしだと広い方ですね。
とても大事な時期である中学時代に
2年間もの間、監禁された少女。
きっと私たちが想像できないぐらいの恐怖心を感じたことでしょう。
心におった傷を完全に払拭するのは難しいと思います。
まずはご家族と過ごす中で
少しずつ恐怖心がなくなっていくことを願うばかりです。
ネットでの反応
・少女が感じた恐怖は一生をかけて
寺内容疑者には償わなければいけない!・少女の心の傷が心配!
・少女が自ら通報した勇気がすごい!