学習障害によって学校や保護者から差別を受けてきた女性…
卒業と共に綴った本音が心に刺さる…
ある日海外の画像投稿サイト「Imgur」でとある写真が投稿され、
その内容が話題となりました。
その投稿をしたのはフィービーという女性で卒業証書を片手に微笑んでいる姿でした。
実は彼女は大学卒業に至るまでに酷いことを言われ続けていたのです。
実はフィービーさんは学習障害の症状があり、
それによって差別的なこともたくさんされていました。
学習障害は読み書きや人の話を聞くのが難しいものですが、
知的発達には何の問題もないため、
周りからも理解されにくいものとなっています。
周りから「お前はバカだ」と言われ続けても尚、
あきらめずに前を向き続けた彼女の心の叫びが心に刺さります。
彼女の想い
「他の生徒の足を引っ張るから」という理由で両親に受講を取りやめるよう迫った先生。
「君のことなんてどうでもいい」と言い放ち、
綴りを間違えたとクラスの前で私を泣かせた先生。「自分の子供がバカになるから私の隣りには座らせないでほしい」と学校に掛け合った保護者。
ひどい点数しか取れず、私を失望させた教育システム。
この投稿はあなた方に向けたものです。
という言葉から始まったこちらの投稿。
その内容はこれまでに彼女が受けた辛さやその時に感じたことを綴っていました。
フィービーさんが楽手障害と診断されたのは
UTS:INSEARCH(シドニー工科大学付属専門学校)に入学し、
学生生活も終盤に差し掛かった頃でした。
それでも無事に卒業を果たした彼女は
最も優秀な成績を収めた学生に送られる賞まで獲得していたのです。
「完璧な生徒ではないから」と私に恥をかかせた人たちは気を付けて。
ダメダメな子供達はそれぞれのやり方で皆さんを打ち負かすでしょうから。
フィービーさんは自信を持ってこう語りかけます。
そして最後にはこのような文章で締めくくっていました。
これまで私を支えてきてくれた素晴らしい友人、家族、恩師には
声を大にして「ありがとう」と言いたい。
フィービーさんは「これまで頑張ってきた自分を誇りに思う」と話していました。
彼女が学習障害であることを改めて告白し、
周りからの声に耐えてきた姿はきっと多くの人たちの印象に残ったことでしょう。