ある地域ではご法度とされる作法や仕草10選…
裏ピースしたら殺されても文句は言えない!?


ある地域ではご法度とされる作法や仕草

自国の常識も他国では非常識。

うっかりやってしまうそのしぐさ特定の国でやったら怒らせてしまうこともあるんです。

今回はある地域ではご法度とされる作法やしぐさを紹介します。

日本のお酒に関する作法も含まれていますが、
果たしてみなさんはどのように思われるでしょうか?

1.タクシーの後部座席に乗る(オーストラリア&ニュージーランド)

日本人もよく旅行に出かけるオーストラリアとニュージーランドでは
一人で利用する場合でもタクシーの助手席に乗るのが一般的なんです。

後部座席に座るとえらそうでお高くとまっていると思われてしまうこともあるのだとか。

「自分をVIPだと思っている嫌な客~」だと思われてしまうんですね。
日本人は思わず後部座席に乗ってしまいますから、気を付けたいですね。

2.サムズアップ・親指を立てるジェスチャー(ギリシャ、中東)

英語圏や日本では賛成や賞賛を意味するサムズアップ。

ギリシャや中東などでは「くそくらえ」「くたばれ」「だまれ!!」
といった侮辱の表現になってしまいます。

もしかするとややこしいトラブルにもつながりかねません。

ギリシャなどへ旅行する時は安易にサムズアップしないようにしましょう。

3.相手のグラスにお酒を注がず、手酌で飲む(日本)

日本ではお酒を飲むときは自分で自分のグラスに酒を注がずに
お互いのグラスに酒を注ぎ合う(お酌する)ことが望ましいとされています。

だから、一緒にテーブルを囲んでいる人のグラスが空になったら
慌ててお酒を注ぐなんて光景がよく見られるんです。

でも日本人にだって自分のペースで飲みたい時ってありますよね・・・

4.左手を使って食べる(インド、中東)

インドやイスラム圏では左手は排泄の処理に使う手です。

ですから、左手は不浄の手とされているというわけです。

したがって、左手を使って食べたり、
左手で食べ物を渡したりするのは絶対にタブー。

左利きの人は特によく気を付けないと思わずやってしまいそうですね~

5.出身地は「アメリカ」と言う(中央および南アメリカ)

もしあなたがアメリカ人で中南米諸国に滞在中に出身地を聞かれたら、
「U.S.A(アメリカ合衆国)」または「U.S.」「ユナイテッド・ステーツ」と答えること。

そこで単に「アメリカ」と答えることは南アメリカや
中央アメリカの存在を無視しているように思われる可能性があるからです。

6.裏ピース(イギリス、アイルランド、オーストラリア)

相手に手のひらを向けたVサイン(ピースサイン)ではなく、
手のひらを内側に向けた通称「裏ピース」。

これはイギリスやアイルランド、オーストラリアでは
中指を立てる「ファック・ユー」のジェスチャーと同じ意味を持っています。

日本人の場合、たとえばレストランで注文数を聞かれて
「2つ」をジェスチャーするときは、ピースになることが多いと思うので気をつけましょう。

7.偶数本の花を贈る(ウクライナ)

ウクライナ人にお祝いや好意のしるしとして花を贈るときは本数を奇数にすること。

というのも偶数のお花の数は「死者」に贈るものだからです。
つまり偶数本の花は葬式用なんですね。

8.足の裏を見せる(インド、中東、アジアの一部)

インドや中東などでは足の裏を見せることは
地元の人々に対する侮辱と捉えられる可能性があります。

たいてい、足の裏はあまりきれいなものではないからという
至って合理的な理由からです。

また、人の家に上がるときは靴を脱ぐことを忘れずに!

9.チップを渡す(チップ文化のない国)

アメリカ国内ではチップを渡さないことで不興を買ってしまいますが、
日本や韓国ほかチップの習慣のない一部の国ではチップを渡すとかえって失礼になることがあります。

現金を直接やり取りするということが何となく引っかかるのでしょうか??

たしかにチップは日本人にとってもなかなか難しいと感じる習慣の1つでしょう。

ご飯に箸を立てる(東アジア)

小さい時にふざけてお箸をご飯に突っ込んだままにしておいたりすると怒られましたよね?!

日本、中国、韓国などではご飯に箸を突き刺して立てる「立て箸」は
仏式の葬儀で死者に供える枕飯と同じ流儀であるためタブーとされているのです。

どう見ても「行儀が悪い!!」と感じてしまうのも習慣の賜物なんでしょうね。

こんなにも風習やタブーがお互いに違うなんておもしろいですよね。
しかし、タブーについてはおもしろいだけでは済まされません。

相手を侮辱することになったりすれば大変です。

いろいろと世界のタブーや風習を学んでお互いに気持ちよく交流したいですね。

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