日本の法治が及ばない犬鳴村の伝説…
衝撃の真相が話題に…
福岡県宮若市と同県糟屋郡久山町との境にある犬鳴峠。
その名前の由来には諸説あるといいますが、
有力な説がこちらの言い伝えです。
「その山々はとても深く、
犬でも越えることが難しいため犬が悲しみ鳴いていた」
この犬鳴峠には元々トンネルがあり(犬鳴隧道・旧犬鳴トンネル)、
現在は新しく作られた新犬鳴トンネルが使用されています。
旧犬鳴トンネルは不法投棄や暴走族の溜まり場になったため、
現在はコンクリートブロックで塞がれ使用できない状態にされています。
このトンネルの近くに存在すると言われているのが犬鳴村です。
そこは日本の法治が及ばない恐ろしい集落でそこに立ち入ったものは
生きては戻れないという都市伝説が囁かれています。
語られる都市伝説に共通しているのは次のような内容です。
・地図や行政記録からは抹消されている
・村の入り口には「この先、日本国憲法は通用せず」と書かれた看板が立てられている・村の広場には破壊されたセダンが置かれており、近くの小屋には骸が山積みにされている
・江戸時代から激しい差別を受けてきたため、村人は外部との交流を一切絶っている
・過去に若いカップルが好奇心から犬鳴村に入り、惨殺されたことがある
・村に通じる道には罠が仕掛けられており、この罠に引っ掛かると村人が襲い掛かってくる
犬鳴村伝説の真相
犬鳴村は明治二十二年まで福岡県鞍手郡に実在する村でした。
明治二十二年に町村制度が施行されるにあたり、
周辺の村と合併して吉川村となり、
犬鳴村は吉川村の一集落となっています。
現在この地域は町村合併により宮若市となっていますが、
宮若市犬鳴という地名は残っています。
集落の中心地の現在は1970年に建設着工した犬鳴ダムの湖底に沈んでいます。
犬鳴集落の住民は立ち退きを求められ、近くの集落へ移住したとか。
唯一、犬鳴公民館だけが残っているといいます。
これが「日本の法治が及ばない」といった犬鳴村にまつわる都市伝説の真相です。
人里離れた旧犬鳴トンネルでは1988年に
少年グループが男性にガソリンをかけて焼殺した事件が起きたこともあり、
日本でも有数の心霊スポットとなっています。
この事件は突然車を貸せといって断られた少年が
腹を立て20歳の工員を拉致して焼殺した事件です。
主犯は無期懲役になっています。
そこからこのような都市伝説が生まれたのではないかとみられます。
今の時代に外界と交流を断って生活できるわけもありませんね。
ネットでの反応
・本当だったら怖すぎるわ
・差別されてた集落は昔はいくつもあったんだろうけどなー
・外界と交流を断ったらどんな生活になるんだろうw
・ガソリンで焼き殺した事件の方が怖いよ・・・