月経の血の色から婦人科系疾患を見分ける6パターン…
子宮筋腫の早期発見にも繋がると話題に…
生理の血の色から婦人科系疾患を見分ける6パターン…
生理をワクワク心待ちにしている女性はそういないでしょう。
度々、鈍痛や下腹部に疼く痛みを伴い、
スポーツなどの活動の制限や空腹感に悩まされ…
ナプキンやタンポンなどの生理用品を
定期的に付け替えなければいけない手間は言うまでもありません。
時に女性にとっては希望の兆しであったりもします。
それは妊娠していないというサイン。
その一方で妊娠を望む女性にとっては辛い知らせでもある。
そして、定期的に約28日周期で生理のある女性であれば、
ホルモンバランスが安定しているかどうかを知ることができる。
とはいえ、生理中に経血を注意深く観察する人はいるでしょうか?
大半の人は観察したことなどないかもしれないが、
それでもその価値はあるのだ。
経血の色をサッと確認するだけでも
自分の健康状態ついて知ることができるそうです。
1.ピンクがかった赤
ピンクまたは淡い赤の経血は生理が始まる頃に見られる。
しかし、もう既に生理が始まっているようであれば、
婦人科で医師の診断を受けた方が良いと言えます。
内臓損傷やクラミジアといった
性感染症ホルモン変動の可能性があるからです。
また、生理初期にごく少量、短期間で終わるのであれば
妊娠初期の兆候の可能性もある。
妊娠の初期段階では生理予定日前後、
軽い出血が起こることもある。
そのため、すぐには妊娠に気づかない女性も多い。
2.明るい赤
経血の色が鮮血のような明るい赤であれば問題はありません。
5〜6日中に生理は終わると思われます。
もし、生理が長引くようであれば婦人科医での診断をお勧めします。
非常に明るい赤色の場合は、
エストロゲンの数値が低い可能性もあります。
数値低下の原因としてはダイエットや過剰な飲酒が考えられれます。
3.ダークレッド
生理期間中、出血量の多い2〜4日目、
経血の色は赤黒くなりがちである。
もし、赤黒い色の出血過多の期間が長く続くようであれば、
子宮筋腫の可能性も考えられる。
暗赤色の経血はエストロゲンの数値の上昇のサインでもある。
4.オレンジがかった赤
黄色がかった正常な分泌物が経血に混ざり、
その結果、オレンジがかった色になることがある。
不快な臭いがする場合、
膣感染症の可能性も考えられるので
婦人科で診断を受けることをお勧めします。
5.黒褐色
ナプキンやタンポンについた黒褐色に
ギョッとする女性もいるかもしれないが心配はありません。
至って正常な証拠です。
血を連想させる赤色ではなく、
かさぶたのような黒褐色の経血は生理終盤に見られます。
グレー
経血がグレーの場合、緊急事態です。
塊状のグレーである場合、
感染症や時には流産の可能性も考えられます。
早急に婦人科で医師の診断を受けましょう。
生理中の経血の色は健康を計るバロメーターでもあります。
是非、次回の生理でチェックしてみてください。
その結果、気がかりな発見があれば
早急に婦人科医の診断することで
病状の悪化など深刻な事態を事前に防ぐことができます。
また、現代病と言われている
子宮筋腫の早期発見にも繋がります。
子宮筋腫とは
子宮の筋肉から発生した腫瘍で
カプセルに包まれたような形をしています。
子宮筋腫は良性疾患なので命に別状はありません。
しかし、子宮筋腫にかかる女性はとても多いことがわかっています。
現代社会では働く女性が増えており、
晩婚化が進み長い年月の間、
子を産まないという現象が起きています。
すると、生理が昔の何倍も長期に渡って繰り返されることになります。
それによってホルモンのバランスが崩れ、
様々な弊害を引き起こすということらしい。
要するに子宮や卵巣にも
ある程度の休養が必要だということです。
また、
「現代人は自然の摂理に逆らっているからいろんな病気になる」
なんていう説もあります。
子宮筋腫の症状
子宮筋腫は無症状のことも多く、検診でしばしば発見されます。
「生理痛、生理の量が多い、血の塊が混じる」
などがよくある症状。
この症状だけを見ると
通常の生理痛と子宮筋腫の症状の見極めがつきにくい。
筋腫は大きくなると膀胱や骨盤内の臓器を圧迫することがあるので
「尿が近い、下腹部が重苦しい、腰や下肢が痛みしびれる」
などの症状を引き起こすもあります。
手術で子宮を失うとどうなるのか?
月経出血はなくなるが、
卵巣の寿命がつきたために女性ホルモンの分泌が止まり、
子宮内膜が萎縮して生理が止まる閉経とは異なりまする。
現在の子宮筋腫の手術では卵巣は残すので女性ホルモンが低下することはありません。
性周期に基づく、女性ホルモンの周期的な変動は続いていきます。
したがって、更年期障害になることもなく、
性生活で問題が発生することも少ないようです。
さらに、子宮がなくなると子宮癌になる心配はなくなります。
子宮筋腫の予防法は?
筋腫が発生する原因は十分に解明されていません。
成長に女性ホルモンが関係しているという点は乳癌と同じです。
エストロゲン、プロゲステロン(黄体ホルモン)ともに
子宮筋腫の発育に関与しています。
筋腫は原則的に閉経までは大きくなり数が増えていきます。
治療を必要とする症状を伴うようになるかどうかは個人差が大きく、
長期間、ほとんど大きさが一定の場合もあるようです。
そのため、有効な予防法はないそうです。
現代社会、子宮筋腫や子宮頸がんなどの
現代病に悩まされている女性は少なくありません。
ささいなことであっても体からのサインに意識を傾けることは
より健康的な生活のためにも価値がある事かもしれません。
引用:https://192abc.com/54568