16の精神疾患を家に例えたイラスト…
生々しい表現にゾッとする…


16の精神疾患を家に例えたイラスト


うつ病や認知症などの精神疾患を患う方もいますが、
周囲はどういった病気なのか
経験していない人にとっては理解が難しいですよね。

そこで今回はスペインのアーティストのフェデリコ・バビーナさんが
16の精神疾患を家に例えて描いたイラストを紹介します。

1.不眠症

なかなか寝付けなかったり、途中で覚醒してしまう不眠症。
眠れないので寝る前にアルコールを摂取するようになり、
ますます悪循環になる人もいます。

2.うつ病

うつ病は脳のエネルギーが欠乏することで
様々な意欲の低下や憂鬱な気分、身体にも不調が出てきます。

真面目な人ほどうつ病になりやすいのだそうです。

3.強迫神経症

強迫神経症は本人にとって不安を引き起こすような考えが
頭の中を巡って馬鹿馬鹿しいとは思っていても
その考えに囚われてしまう強迫観念と
それを回避するための強迫行為で構成されています。

例えば今日の仕事で計算を間違っていないか、
人に迷惑をかけていないか何度も見直してしまうなどが挙げられます。

4.不安神経症

不安神経症は日常生活の中で明確な根拠がない不安や
心配を漠然と持ち続ける病気です。

例えば、「帰り道に事故にあってしまうのでは」
「自分が病気になってしまうのでは」という不安に囚われてしまうのです。

5.統合失調症

統合失調症は妄想が生じるなど型はさまざまですが、
現実世界との接触がうまくいかなくなる病気です。

このイラストでは家が壊れかけていますね。

6.双極性障害

双極性障害はハイテンションで活発な躁状態と
憂鬱で無気力な鬱状態を繰り返す慢性的な病気です。

この家では相反する模様が描かれています。

7.自閉症

自閉症は先天的な理由から、対人関係がうまくいかなかったり、
言葉の発達の遅れ、特定の物への固着などの症状が起こります。

その反面、記憶力は強くて一度行った場所や
物の置き場所などは正確に記憶しています。

8.恐怖症

恐怖症は特定なものに対して異常な恐怖を感じる症状で
対人恐怖症や赤面恐怖症、広場恐怖症などがあります。

この家には棘があり、その棘で外界からの刺激から
自分を守っているようなイラストになっています。

9.妄想性障害

妄想性障害はある妄想が1ヶ月異常持続する状態で
実生活で起こりうる内容を妄想します。

自分に何らかの被害を受けたとする被害妄想も
この妄想性障害に分類されます。

10.睡眠障害

睡眠障害は不眠症や過眠症、睡眠時の呼吸の障害などが含まれます。

イラストでは窓辺に佇む人の姿が
描かれていて何だか切なさを感じます。

11.摂食障害

摂食障害は食事をほとんど摂らなくなる拒食症と
極端にたくさん食べてしまう過食症があります。

拒食症では骨と皮のようなガリガリになってしまう人も多く、
イラストでは骨のようなものが描かれています。

12.認知症

認知症は認識力や記憶力、判断力に障害が出て
社会生活に支障をきたす状態のことで認知症は病名ではありません。

13.アルツハイマー

アルツハイマー病は認知症を引き起こす原因の1つで
脳の神経細胞の減少や脳全体が萎縮するなどの変化が現れます。

イラストでは少しずつ壊れていく様子が描かれています。

14.学習障害(ディスレクシア)

学習障害は知的発達に遅れはありませんが、
聞く、話す、読む、書くなど
特定の能力の習得や使用に著しく困難な状態です。

ディスレクシアとは読字障害で
家の中で沢山の言葉に押しつぶされそうになっている人が描かれています。

15.解離性障害

解離性障害は自分が自分であるという感覚が失われている状態で
こうした中で自分の中にいくつもの人格が現れるものを
解離性同一性障害といいます。

イラストでは家の中にもう1つの家が描かれています。

16.性同一性障害

性同一性障害は生まれた時の性別とは異なる自己意識があるため、
自分の性別に対して常に違和感を持っています。

イラストでは四角い図形が並ぶ中で1つだけ丸が描かれています。

色んな精神疾患に対して、少しでも理解が深まれば幸いです。

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