金属製の水筒に絶対入れてはいけないもの…
知らないとついやってしまう危険も…




この季節、スポーツドリンクを飲む機会が多くなりますよね。

塩分+水分補給に優れたスポーツドリンクは
熱中症対策にも効果があり、便利な飲み物なのですが、
注意をしなくてはいけない点もあったんです。

場合によってはスポーツドリンクが原因で
食中毒になってしまうなんてことも!

金属製の水筒に絶対入れてはいけないもの

引用:https://twitter.com/min_tama/status/761985590552178689

「金属製の水筒にスポーツドリンクを入れると金属を溶かす」
これは一体どういう事なんでしょうか?

ポカリスウェットで有名な大塚製薬のwebページのQ&Aに
このような記述がありました。

Q.ポカリスウェットの粉末の「作り方」に
「本品を溶かしたり保存する場合には金属以外の容器をご使用ください。」
と書いてあるのはなぜですか?

A.ポカリスエットは弱酸性(pH3.5)の液体です。
そのため、使用する金属容器にキズなどがついていると
容器の金属イオンが溶け出してしまいます。

金属製の容器の場合、使い方によっては
容器の金属成分が飲み物の中に溶け出して中毒を起こすことが
下記に報告されておりますのでご注意ください。

スポーツドリンクは基本的に
体内に吸収されやすいように弱酸性になっています。

酸性の液体は金属を溶かしてしまうので
金属成分がドリンク内に溶け出してしまう恐れがあるという事ですね。

東京都の福祉保険局のページでも注意を促す

水筒、やかんなど、
金属製の容器の使用方法にご注意ください!

~酸性飲料による金属容器の成分の溶出に伴う中毒~

暑い季節を迎え、冷たい飲み物を飲む機会も多くなってきました。
水筒を持ってのお出かけや、スポーツ飲料を
たくさん作ることもあるかもしれません。

でも、金属製の容器の場合、使い方によっては
容器の金属成分が飲み物の中に溶け出して中毒を起こすことがあります。
もう1度、使い方を確認してみましょう。

身の回りには、アルミニウムや銅、鉄など、
様々な金属で作られた容器や調理器具があります。

これらの容器や調理器具では、酸性の食品に接触すると
金属が溶け出すことがあります。

通常、短時間では、溶け出す金属の量はごく微量です。
また、容器や調理器具の内側をコーティングして
金属と食品が直接接触しないようにする等、
金属が過剰に溶け出すことがないように様々な工夫がなされています。

しかし、容器や調理器具に傷が付いていたり、
酸性飲料を長時間保管するなどの誤った方法で使用したりすると
金属成分が食品や飲み物中に過剰に溶け出し、
思わぬ事故につながることがあります。
特に、銅は多量に摂取すると中毒を起こす可能性があります。

ちゃんとスポーツドリンクの注意書きにも記載されているんですね。

小さい時に水筒にお茶ではなくスポーツドリンクが入っていると
テンションが上がっていた事を思い出しました。
実はよろしくなかったんですね。

金属製の水筒に入れると必ず金属成分が
溶け出してしまうというわけではありませんが、
中に傷がついていたりすると溶け出してしまう可能性があります。

また、酸性飲料には他に炭酸飲料や乳酸菌飲料、
果汁飲料等も酸性飲料に含まれますので合わせて注意したいですね。

ネットでの反応

・本当の魔法瓶(ガラスの)でしたら気にしないで使えたかもしれません
(持ち運びには向きませんね)。
炭酸の圧力で駄目になるという事って気がつかれないのでしょうかね…
ペットボトルの形に違いがあるのも、意味あっての事なのに。

・取り扱い説明書は、面倒でも読みましょう!…と言うことですね

・わお!知らなかった!覚えておきます

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