12歳から6年間痴漢に遭い続けた日本人女性…
フランスで痴漢体験本を出版し大反響…

現在はパリに住む30代の日本人女性が日本で暮らしていた時、
12歳から18歳の6年間山手線で毎日痴漢にあったという体験を
小説で出版し、フランスで大反響を呼んでいます。
12歳から6年間痴漢に遭い続けた日本人女性
電車内の痴漢行為というものは
フランスではあまり見られない犯罪なのでしょうか?
ある日本人女性の書いた自身の痴漢体験をベースにした小説が
フランス・メディアで大きな反響を呼んだそうです。

その本とは2017年秋に出版された『TCHIKAN(痴漢)』、
著者は佐々木くみ、パリ在住の方です。

佐々木は中学と高校時代を日本で過ごしましたが、
小説はその6年間通学に利用した山手線で遭った
実際の痴漢体験に基づいていると言います。
フランスのメディアはこの小説にかかれている内容や
痴漢というものをどのように受け止めたのでしょうか?
なぜ佐々木は今になって本を出したのでしょうか?
痴漢の指の動きは止まらなかった
この本は小説という形式をとっているだけに表現はかなり露骨です。
人によってエ○小説?と勘違いする向きもいるでしょう。

しかし書いた本人は至極真面目に訴えています。
小説の内容を少し引用しながら佐々木の主張にも耳を傾けてみましょう。
小説はフランス人作家エマニュエル・アルノーとの共著です。
そして挿絵も佐々木さん本人が描いたものが採用されました。
150cmにもならない身長に紺色の長いワンピース姿。
まだあどけなさが残るクミに、事件は突然起きた。
ある男性の手が自分を愛撫しているように、クミは感じたのだ。最初は恐らく電車の揺れによるものだろう、
自分の勘違いだ、と思ったクミ。
しかし彼の指の動きは止まらず、
意図的にしていると確信せざるを得なくなる。「見知らぬ人の手の指がブラウスの襟の中に入り込み――。
そして今度は背中を触り、服を触り、腰、お尻も触った。
ちょうどお尻の真下に当たるところに手を当てて、
指だけを動かしながらそうっとスカートをたくし上げ、
スカートの下の私の左腿を触った」

痴漢はその日だけで終わらなかった。
別の日、今度は50代の男性から次のように触られた。
「パンツの下の私のお尻を撫で続け、
少しずつ、その指がお尻の割れ目に近づいた。
それから、指はゆっくり下のほうへ降り、
少しためらった後に、一本の指が私の性器に触れた」
また50代の既婚者らしき男性に自宅までついてこられ、
こう言われたこともあったそうです。
「ねぇ、僕を君のパパにしてくれない?」
「ほら、見て、お小遣いあげるよ。ここで、いま良かったら……」
「君がすごく可愛いから……!君が欲しいんだよ!
わかる?君の中で出したいんだ!
君に、子供を産んで欲しいんだよ!わかる?」

くみはこうした被害を繰り返し受けるうちに
自傷行為を始めるようになりました。
そして自殺未遂も…
幸い友人に救われましたが、
30代半ばまで電車に乗れなくなり、
男性への恐怖心が抜けないそうです。
仏メディアが評した日本の痴漢とストレス
いくつかの仏メディアも
佐々木くみさんとその本を取り上げました。
佐々木さんは痴漢という言葉が
ちょっと体に軽く触る程度に軽く扱われているのではないかと懸念し、
その風潮に警鐘を鳴らす意味で痴漢という告白本を書いたと
佐々木さんは語りました。
「痴漢は日本人の大部分が思っているほど軽いことではありません。
それによって被害者がどれだけ深い傷を負うか、
私はこの本の出版を通じて伝えたいと思いました」
カルチャー誌「Les Inrockuptibles」の書評では次のように書かれた。
「日本では多くの男性が
学校の制服を着た女子に対して妄想を抱いている。
痴漢である彼らは理想的な父親、完璧な職員であったりもするが、
毎日ストレスが多く疲れがたまり、
電車内で女性の体に触れることを喜びにする層がいる」「このような性被害体験を女性が公に話すことは
日本では屈辱的で恥ずかしいこととされている」

「両親に伝える?先生たちや警察に相談する?
そうしたとしても返ってくる答えは──
『そんなにたいしたことじゃない』
『あなたに原因があったんじゃない?』
『男性なんてそんなもんだよ』」「日本では何より“Wa”(和)を乱してはいけない。
日本社会にとって重要な意味である『偽善的な協調性』は
痴漢行為にも目をつぶる。
痴漢という社会問題はあまり“Zen”(禅の心がある行為)ではない」
日本のネットユーザーからは批判が・・・
佐々木くみさんの痴漢本をめぐって
日本のネットユーザーはどんな反応を示したでしょうか?
実体験を小説形式にしたことや
6年間無抵抗だったように見えることなどから、
日本のネットでは嘘だという人が圧倒的に多くなりました。
・何歳設定か知らんが
体験の年代も嘘だろうしなぁ・いやいや、普通被害受けたら対策考えないか?
時間ズラして乗るとか。違うルートにするとか。・なんで体験記じゃなくて小説にしてんだよ?馬鹿かよ?
フィクションです。と言い逃れるためでは?・売れたら嘘をついても構わないと考える奴は多いが、その典型例だな。
山手線の通勤ラッシュでピンポイントで
狙っている女に痴漢するとか不可能だろ。
ぴったり背後か毎回つけ回していないといけない。
やはり6年間山手線の中で毎日というのが信じられないようです。
毎日痴漢に遭っていたというのは
車両を変えても違う男から痴漢に遭ったという事なら
分からなくもないですが…
痴漢はいけませんが、
今の時代、冤罪の温床にもなっています。
メディアはか弱い女性被害者ということで
正義を振りかざしがちですが
悪質な女性も弱い男性もいることを踏まえて
冤罪防止の策も提示していかないといけないと思います。
ネットでの反応
・常習の痴漢ってな、
乗り込む寸前に滑り込むようにターゲットの後ろに立つから、
不審な乗客が後ろに滑り込んできたら
こちらも乗り込むドアを変えたらいい。・過去のことだし今さらどうしてあげようもないが、
なんだかんだで追い詰められてそーなったんだろうよ。
だけどもし今そんな目にあってる人いたら、
勇気だして警察に相談しろよ・フランス人の記者はどこまで日本の実情分かって書いてんの?
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