オーストラリアで発見されたコルト一族の近視相姦…世界中を震撼させた事件が衝撃的だった…

オーストラリアで発見されたコルト一族の近視相姦…
世界中を震撼させた事件が衝撃的だった…

2012年7月、
オーストラリアのニューサウスウェールズ州にある警察に
一件の通報がありました。

通報内容は「丘の上に学校に行っていない子供たちが住んでいる」というものでした。

この通報をきっかけにして、
世界中を震撼させた事件が明るみになりました。

オーストラリアで発見されたコルト一族の近視相姦

その町は、ニューサウスウェールズ州のある田舎町で人口は約2000人ほど。

通報を受けた州警察とコミュニティは
町の中心部から約30kmほど離れて町を取り囲むように拡がる
丘の上へ向かいました。

その茂みの奥には約40名ほどの大人や子供がいて
汚れたトレーラーハウスや物置、テントが設置されていました。

しかも泥まみれの調理器具やストーブ、
悪臭を放つゴミなどが散乱していて電線はむき出しの状態。

住人たちの身体や衣服は汚れていて
子供たちは非常に内気なようで目を合わせようともしなかったそうです。

また、トイレットペーパーの使い方や歯磨きなど、
日常生活の常識も知らなかったのだとか。

そして、この住民たちには明瞭な言葉を発することができるのは数人だけで
ほとんど全員が足に感染症を患っていたり、
奇形を思われる症状を持っている、といったような特徴がありました。

そして、この住民たちは何世代にも渡って
「近親相姦」によって作り上げられた家族だったのです。

家族は46歳のベティー・コルトを家長として
その姉妹や兄弟、子供達。

ベティーは実父や実兄と子供をもうけ、
さらにその子供たちが互いに子供をもつ、
といったような近親相姦が繰り返されてきたそうです。

さらに遺伝子検査などの結果により、
この近親相姦は最も若い住民の4世代も前、
高祖父母が兄弟だったことから始まっていることが判明したのです。

近親相姦を繰り返した結果、言語障害や歩行障害、
知能障害や身体の障害が現れていきました。

そこに貧困と不衛生な環境も重なり、
一家はすでにギリギリの状態のところを発見されたようです。

町の人々は年に2、3回子供たちを引き連れて
街の中心部に買い物に来る姿を見かけては
仲間内で「生まれながらにして汚いんだろう」といったような
ジョークを楽しんでいたのだとか。

発見されてから、ケースワーカーがなんども訪問した結果、
12人の子供が保護されることになりました。

そして保護された子供たちは
心のケアを行った後に里親に育てられることに。

この事件はオーストラリアでも史上最悪な近親相姦事件とされています。