南シナ海に浮かぶ廃村と化した神秘の島…
まるでラピュタそのものだと話題に…
南シナ海に浮かぶ廃村と化した神秘の島
人の住まなくなった建物は時間と共に朽ち果てていき、
いずれ自然の中へと消えてしまいます。
廃墟にはいわくつきの物件も多く、ひと昔前までは忌み嫌われていました。
しかし、近年の軍艦島ブームを皮切りに廃墟に関心を抱く人が増えてきています。
世界中に点在する廃墟の中でひときわ注目を浴びているのが、
南シナ海に浮かぶジョウ泗列島です。
なんとこの島、島全部が廃村と化しているのだとか。
歴史の闇に置き去りにされた建物と
それを取り巻く自然が作り出した見事な景色はため息が出るほど美しいです。
ジョウ泗列島
中華人民共和国といえば世界一人口が多く、国の面積も広いことで有名ですね。
海岸沿いの都市は賑わっていますが、
山の奥地へ行けば仙人が住んでいそうな村や
自然が作り出した棚田など神秘的な世界が広がっています。
大陸のイメージが強い中国に廃墟マニアなら
絶対に悶絶するレベルの素晴らしい廃村の島があるのです。
上海の近く、南シナ海に浮かぶジョウ泗列島。
ひと昔前までは漁業が盛んだったそうですが、今ではその面影もありません。
建物はみなツタに飲み込まれてしまい、どこが不気味な雰囲気が漂っています。
村人はいったいどこへ行ってしまったのでしょうか。
人々に置いていかれた建物。
どこか悲し気なオーラを感じます。
天空の城ラピュタのロボット兵が隠れていそうですね。
島の場所はこちら。
廃村となった現在は中華人民共和国国家級風景名勝区に指定され、多くの観光客が訪れているそうです。
気軽にラピュタの世界を味わえる絶好の観光地ですね。
ラピュタの世界!?
島には多くの人が住んでいました。
集合住宅のような建物もあります。
どれだけの人がこの島で生活を送っていたのでしょうか?
錆ついて茶色く変色していますが、立派なドアだったのでしょう。
自然に飲み込まれてしまった廃墟を見て悲しい気持ちになる方も多いでしょう。
窓ガラスが割れ落ちていても家には人が住んでいた匂いがします。
時代に取り残された廃村から様々な歴史がうかがえますね。