21年ぶりにさらわれた息子と再会した母親…
息子が語った衝撃の真相とは…



日本でも時々発生してしまう誘拐事件。

そのターゲットは、ほとんどが幼い子供ですよね。

今回ご紹介するのは1歳の時に息子をさらわれて
21年ぶりに再会できた母子のお話です。

可愛い我が子がなぜ?
そして、21年間息子はどのような生活をしていたのか?

その内容はとても衝撃的なものでした・・・

21年ぶりにさらわれた息子と再会した母親

1995年、
マリア・マンシアさんはカリフォルニア州にある
ランチョ・クカモンガに夫である
ヴァレンティン・ヘルナンデスさんと
18ヶ月になる息子と3人で住んでいました。

ある日、帰宅したマリアさんは部屋の異変に気づきました。

家の中のどの部屋を探しても
息子のスティーブの姿がないのです。

ですが、息子はその時、夫と一緒にいたはずでした。

その夫からはメモ書きなども一切なく、
息子が写った写真や身分証明の書類がすべて消えていました。

妊娠中の超音波画像までもが無くなっていたのです。
息子に関するすべてのものが持ち去られていたそうです。

マリアさんの息子を連れ去った、
実の父親であるヴァレンティン・ヘルナンデスだったのです。

マリアさんはすぐに警察に通報しました。

しかし、マリアさんの手元には
息子に関する書類や写真などが一切なかったために
捜査は難航しました。

警察は協力を依頼したマリアさんの親戚から
当時のスティーブの姿が確認できる

写真を提供されましたが、
画像は粗く、手がかりも掴めない状態でした。

そして、その後も全く捜査は進展せず、
マリアさんの元に有力な情報はなにひとつ入ってきませんでした。

マリアさんは息子が生きているのかもわからないまま、
実に21年という歳月が過ぎたのです。

その間、マリアさんは何度も諦めかけながらも
ずっと赤ん坊のころの写真を携帯し、
すでに成人しているであろう息子を探し続けていました。

そんなある日のこと驚くべき知らせが舞い込んだのです。

父親に連れ去られて21年間も
行方がわからなかった息子が発見されたというのです。

サンバーナーディーノ地区担当者に
メキシコのプエブラにマリアさんの息子と
その父親が住んでいるという情報が入りました。

しかも、現在その父親は行方不明になっているとのこと。

そこで担当者はマリアさんの息子と思われる人物と
接触する機会を作って彼のDNAサンプルを入手しました。

そしてマリアさんのDNAサンプルと一緒に司法省の検査施設に提出。
見事、2人のDNAが一致したのです。

息子が生きていることを知ったマリアさんは
最初、調査員が言うことを信じなかったそうです。

やがて詳しい説明を受け息子が
生きていることを知ったマリアさんは静かに涙を流しました。

そして、マリアさんは21年ぶりに息子との再会を果たしました。

息子が語った衝撃の真相

お互いに緊張し興奮していましたが、
歩み寄り、そして強く抱きしめ合いました。

息子を両腕に抱きながらマリアさんは涙が止まりませんでした。
それは息子のスティーブさんにとっても美しく感動的な瞬間でした。

「生きているかどうかもわからなかった母親が、
自分のことをずっと探していたということを知って衝撃を受けました。
うれしい、うれしいです」

スティーブさんは父親からマリアさんが
自分たちを捨てたのだと聞かされていたそうです。

そんな母親が自分を探していたなんて、
思いもよらなかったそうですが、
この再会を心から喜んだそうです。

息子のスティーブさんはアメリカにいて
アメリカのロースクールに進学する予定だそうです。

今後母親との交流も深めていくことができるでしょう。

子供を誘拐された母親の絶望は
想像することもできないほど辛いことでしょう。

その息子が21年経って発見されたときの驚きと喜びは
言葉に言い尽くせないと思います。

これからは2人で一緒に沢山の思い出を刻んでいってほしいですね。

ネットでの反応

・なんで父親は連れ去ったんだろう。なにか理由があるのかな?

・再会できて本当に良かったね。

・結婚相手は、ちゃんと見極めないと大変なことになるんだな…

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