美の形は1つじゃない…
その言葉を証明する世界の美しい人達10人…
はたして「美しい」とはどういうことなのでしょうか?
例えば、私たちが目にしている化粧品やダイエット商品の広告…
「目が大きい方が美しい!」
「肌を白くすれば美しい!」
「くびれがあれば美しい!」
など美の理想を私たちに刷り込んできますよね。
しかし、私たちが信じている美の基準は絶対的なものでしょうか?
今回はその疑問に答えてくれる10人の人々を紹介します。
世間一般に溢れている一般的な美の基準には当てはまらないものの、
彼女・彼らには独創的な美しさがあり、その美しさを世界に知らしめています。
1.エビータ・デルムンドさん
マレーシア人であるエビータさんは
顔全体を覆い尽くすほどの「ホクロ」を持って誕生しました。
エビータさんはそのホクロを除去しようなんて夢にも思いませんでした。
なぜなら…これは彼女にとって大切な体の一部で誇りを持っているからです!
2年前、エビータさんはミスマレーシアコンテストにも参加。
彼女の美貌は観客を魅了しました。
2.バシール・アジズさん
白斑病のバシール・アジズさんの肌には目立つ白い斑点があります。
彼は学校で「シマウマ」などと呼ばれてからかわれましたが、
今ではその誰にもないようなチャームポイントを活かして、
モデルとして大活躍中です。
3.コーキー・チャイルダースさん
ニューヨークを拠点に活動中のコーキーさん。
彼女もユニークな外見を持つモデルの一人です。
まるで銀河の星屑のようなソバカスを彼女はとても気に入っているそうです。
4.ソフィー・モーガンさん
イギリス人のソフィーさんは事故が原因で半身不随になりました。
しかし、その悲劇すら彼女を止めることはできませんでした。
現在も彼女はBBCラジオで働き、
モデル兼デザイナーとして大活躍中です。
5.テレーズ・ハンソンさん
円形脱毛症と診断された当時のテレーズさんはたった14歳でした。
すべての毛髪を失った彼女は
その後、長年カツラを着用して過ごしていました。
そんなある日、彼女は気づいたそうです。
「ありのままの自分の姿のほうがもっとずっと素敵だ」と。
6.ハルナーム・カヌーさん
ホルモン異常が原因で女性なのに立派なヒゲをたくわえたハルナームさん。
そのヒゲがきっかけで彼女は
「理想の体とは何か?」
「フェミニズムについて」
などを人々に考える機会を与える活動家として活躍。
世界を飛び回っています。
7.サラ・グーツさん
エーラス・ダンロス症候群によって、
とっても弾力性のある皮膚を持ってサラさんは誕生しました。
彼女の皮膚は伸びてしまうと元には戻らないため、
全身ダボダボ・シワシワになっています。
しかし、サラさんは自分の体について
「大好き!なかなか快適でいい感じ!」
と話しているそうです。
8.ケイトリン・スティケルズさん
モデルとして活躍中のケイトリンさんは
キャットアイ症候群という極めて珍しい特徴を持ち誕生しました。
キャットアイ症候群とは目の虹彩が欠損し、
猫のような目になる症候群です。
彼女は有名写真家のニック・ナイトさんに見出されて以来、
ユニークな容貌が世界の注目を集めています。
9.ジュリアン・メルカドさん
ジュリアンさんは筋萎縮と筋力低下が進行していく遺伝性筋疾患である
筋ジストロフィーを持ち誕生しました。
12歳から車椅子生活を余儀なくされた彼女ですが…
それは障害にはなりませんでした。
モデルとして活動しつつ、ハンディキャップを持つ人々を
勇気付けるための活動を彼女は続けています。
10.クリスティーナ・アモンさん
クリスティーナさんの右頬には大きなコブがあります。
彼女はこれまでに「切除しよう!」と何度も考えたそうです。
しかし、最終的に思い直したのです…
「そのままが一番美しい!」
現在のクリスティーナさんは自分の容貌に自信を持っているそうです。