たくさん寝たはずなのにまだ眠い…
特に女性に多い睡眠障害の5つのタイプ…



健康のために睡眠は重要です。

睡眠は心身の疲労回復をもたらすとともに記憶を定着させる、
免疫機能を強化するといった役割ももっています。

健やかな睡眠を保つことは活力ある日常生活につながります。

睡眠障害というと不眠症を考えがちですが、
不眠症以外にも様々な病気があり、
多くの人々が睡眠の問題を抱えていることがわかってきました。

一言で睡眠障害といっても実は細かく90以上のタイプが存在しています。

不眠症・睡眠時無呼吸もそのうちのひとつです。
今回は特に女性に多い睡眠障害の5つのタイプを紹介します。

睡眠障害とは


睡眠障害とは睡眠の質・量が低下する問題が繰り返されること。

アメリカ人のおよそ3人に1人が
「夜よく眠れていない」状態なんだそうです。

人間が寝不足になってしまうと起こる問題は
昼間に倦怠感や眠気を感じるだけではありません。

アメリカ疾病対策センター(CDC)が発表した内容によると
睡眠不足が太り過ぎ・うつ病・糖尿病などの
様々な病気のリスクの上昇に関係しているそうです。

この睡眠障害には病気が原因で起こるタイプ、
そうではないタイプがあります。

基本的に何らかの睡眠障害の症状を繰り返し経験している人は成人の75%近くにものぼり、
最近では子どもでも睡眠が妨げられている割合が30%に及ぶことが推定されています。

睡眠障害のタイプで多いのは・・・

「睡眠障害=不眠症」というイメージの人が多いかもしれませんが、
安眠が妨げられる病気はほかにもいろいろとあります。

中には、昼間に睡眠障害の症状が現れるケースも…

上記にもある通り90以上のタイプがあるという睡眠障害で
陥る人の多い5つのタイプを紹介します。

1.不眠症

不眠症は眠りにつく・眠り続けることが難しい。
または夜間眠っていることができない病気です。

もっとも多い睡眠障害のタイプでさらに次の2つのタイプに分けられます。

①原発性不眠症

原因の病気(基礎疾患)がない不眠症。

②続発性不眠症

病気が原因の不眠症。

不眠症になるとお悩みの人は成人のおよそ半数にのぼります。
そういった人たちは睡眠不足が一晩~数週間にわたって続きます。

睡眠不足が1か月以上続くと慢性の不眠症になりますが、
そういった人は成人のおよそ10%となります。

2.睡眠時無呼吸

睡眠時無呼吸というのは睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。

この症状がでると睡眠の深さ・質が低下していきます。

何百回も毎晩呼吸が止まるタイプの人もおり、
次の2つのタイプにわかれます。

①閉塞性睡眠時無呼吸

睡眠中に気道が部分的、または完全にふさがれてしまう。
睡眠時無呼吸では多いタイプ。

②中枢性睡眠時無呼吸

呼吸をコントロールする筋肉が睡眠中に正しくはたらかないタイプ。

脳内の信号伝達の障害、または心不全・脳卒中などの病気が原因のことが多い。

3.ナルコレプシー


ナルコレプシーというのは脳が睡眠状態と覚醒状態を正しくコントロールできない神経疾患です。

次の2つのタイプがあります。

①1型ナルコレプシー

睡眠と覚醒サイクルの調節をサポートしてくれる脳内化学物質「ヒポクレチン」が少ないタイプ。

もしくは、特定のナルコレプシー症状があるタイプ。

②2型ナルコレプシー

ヒポクレチンの量は問題ないのですが、
何らかのナルコレプシーの症状が見られるタイプ。

4.むずむず脚症候群

テレビなどでも聞くことの増えたむずむず脚症候群(RLS)は
名前の通り脚を休めているときに脚を動かしたくなってしまう病気です。

この症状は、ベッド・布団に横になった時、
長い間座っていた後などに起こります。

むずむず脚症候群が深刻な症状の場合、
眠りにつく・眠り続けるのが難しくなり、
日中に眠気に襲われたり不眠症につながります。

5.サーカディアンリズム障害

人間の体内時計、サーカディアン(概日)リズムが狂うことが原因です。

生まれつき人間の身体に備わっている体内時計に従って、
眠気を感じたり眠気をなくす働きをしてくれる神経化学物質が放出されています。

しかし、このサーカディアンリズム障害になってしまうと
体内時計と望んでいる睡眠・覚醒スケジュールがズレてしまい、
睡眠に問題が起きてしまいます。

このサーカディアンリズム障害には様々なタイプがあります。

①交代勤務睡眠障害

夜間の仕事をしている人・不定シフトの人が、
体内時計と一致しない時刻に寝起きしなければならない場合に起こるタイプ。

②睡眠相後退症候群

ティーンエイジャー・若い成人に多く起こり、
午前2時~3時などの遅い時間にならないと眠れず、
朝はお昼すぎまで寝ていたくなってしまいます。

仕事・学校のせいで早寝早起きする必要がある場合、
このタイプだとかなり問題になります。

③睡眠相前進症候群

睡眠相後退症候群の逆でこちらは高齢者に多く起こります。

典型的に午後6時〜9時の早い時間に眠くなり、
朝は真夜中から起き出します。

これらの他にも様々なタイプがありますが…
特にこの上記3つがもっとも多く見られるタイプです。

睡眠の問題や日中の眠気の問題が1カ月以上続く時は
何らかの睡眠障害にかかっている可能性が考えられます。

睡眠習慣の改善がなかなか出来ず、眠れない…
そんな人は一人で悩むよりも医師に相談してみましょう。

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