昔は信じられていた現代では考えられない話10選…
精子の中には人がいる?!
昔は信じられていた現代では考えられない話
今では誰が聞いたってありえないことだし、
真実ではないと分かりきった馬鹿馬鹿しい話。
それでも、昔の人は純粋に信じていたこともあります。
ちょっと怖かったり、メルヘンチックだったりその内容は様々。
今回は昔は信じられていた現代では考えられない話を紹介します。
1.赤ちゃんは痛みを感じない
以前は、赤ちゃんは脳が未発達であるため、
1歳以下の乳児は痛みを感じないとされていました。
そのため、乳幼児の手術は鎮痛剤が投与されずに行われることが多かったそうです。
また、1940年代には麻酔の過剰投与によって乳児が死亡する事故が起きたため、
それが麻酔無し手術を後押しすることになりました。
けれど実際には赤ちゃんは大人以上に強い痛みを感じていることが判明しました。
2.太平洋には巨大な大陸があった
ムー大陸の存在を最初に主張したのはフランスの聖職者で1863年のことでした。
彼はスペインの王立図書館で、暗号化された絵文書を解読し、
ムーと呼ばれる王国が大災害によって沈没した伝説を見つけたのでした。
ムー大陸はその後、様々な著名人によって肯定され、
その存在は世界中に知られるように。
けれど、決定的な証拠となる遺跡は一切見つかっておらず、
短期間のうちに一つの大陸が沈没するようなことはありえないと
現代の科学によって結論付けられています。
3.精子の中には小人が入っていた
17~18世紀頃のヨーロッパでは写真のように精子の中に小人がいて、
それが時間をかけて大きくなっていくと信じられていました。
それゆえ、男性こそが生命の源であり、
女性は単なる子供を温めておく保育器に過ぎないと思われていたようです。
4.魔女は男性器を盗んでペットにしていた
魔女狩りが流行った15世紀ごろから、
魔女は男性の体から性器を魔術によって盗み取り、
ペットのように飼育すると信じられていました。
そして、刈り取られた性器は鳥の巣や小さな箱に置かれ、
オート麦など栄養のある穀物をエサとして与えられていたと言われていたのです。
5.グラディエーターの血液がてんかんを治癒する
グラディエーターはまさしく強さの象徴でした。
そして古代ローマ人は彼らの力に満ちた生き血を取り入れることこそが、
てんかんの最も良い治療法だと考えていたのです。
グラディエーターの強靭な魂を直接取り入れるため、生きた状態で喉を切開。
そこから湧き出る生暖かい血をすすったのです。
恐ろしいことにそれが最も効果のある方法だとされていたのです。
6.芽キャベツには悪魔の魂が隠れている
ヨーロッパの一部の国では芽キャベツを調理する前に十字型に切る習慣があります。
これは芽キャベツに早く火を通すためでもあるのですが、
古くから信じられている言い伝えが起源となっています。
中世のイギリス人は芽キャベツの中には小さな悪魔が隠れていると考えていたのです。
そのまま食べると悪魔の毒で死んでしまうと言われていたので
十字に切ることで悪魔ばらいをしていたというわけです。
7.ビーバーは魚だった
ビーバーは魚の一種と考えられており、その肉は断食の時に食されたそうです。
特にビーバーの睾丸は薬用として重宝されていました。
しかし、ビーバーを狩猟の際に追い詰めると
人間の睾丸を食いちぎろうとすると信じられていたため、
恐れられることもあったということです。
8.ハチは鳥だった
中世に書かれた動物の百科事典を読んでみると興味深いものがあります。
たとえば、ハチは小さな鳥であり、ハチミツを作るだけでなく、
群れを作って敵と戦うと書いてあるのです。
また、ハチは群れの掟を破った場合、罪悪感のために
自らを毒針で刺して自殺する高度な社会性を持った動物だと信じられていました。
9.写本の書き間違えは悪魔のせい
たくさんの文字を書き写すのでもちろん間違いが出てきます。
しかし、その写し間違いを誰かのせいにしなくては気持ちが収まらなかったのか、
Titivillus(ティティヴィルス)という小悪魔が生まれたのです。
この小悪魔は間違いをでっちあげて喜々として集め周りました。
そして、その誤りを自らの背負った大袋に入れ、
1日が終わるとそれを大悪魔の元へ運んでいきました。
これは写し間違えた人の「最後の審判」の材料になったそうです。
10.ある音程を演奏すると悪魔が召喚される
中世において、全音3つ分の音程を鳴らす三全音は音楽の悪魔と言われ、
使用が禁じられていました。
不協和音に近く、気味悪さが強いため、悪魔を呼び寄せるとされたのです。
そのため、三全音を公共の場で弾くと牢獄に入れられたということです。
現代では思いつきもしないような事が純粋に信じられていたんですね。
しかし、私たちが常識だと思い込んでいることも
実は全く真実ではなかったということもありえますので
笑ってはいけないかもしれませんね。