社会人になってよく聞く言葉の
「報告・連絡・相談」の「ホウレンソウ」。
些細な事から大きい事までホウレンソウが
完璧に出来ていると仕事はスムーズに進むものです。
しかし、ホウレンソウの生みの親・山崎氏は
そんなことはひと言も述べていませんでした。
ホウレンソウは
「上司の状況判断に必要な、部下からの自発的な情報伝達」
と解釈されており、
とても大事な事だから徹底しろと上司や先輩から教えられる事。
実際にこのホウレンソウはとても大事で、
些細な事から大きい事までこれらが完璧に出来ていると
仕事はスムーズに進むものです。
このホウレンソウですが、使い方としては
部下から上司に対して「報告・連絡・相談」をしなさい、
という形で使われていますが、
本当に意味するところは実は別の所にありました。
ホウレンソウの本当の意味
「ほうれんそう」を考えた人って去年亡くなったんですよね
その人の話を読んだんですけど、報告・連絡・相談が大事だ!というのではなく、報告・連絡・相談をしやすい環境を作る事が大事だって話でした
ほうれんそうは上司が部下に強要するものじゃないんですよ— ちょ (@tyopaperman) July 25, 2015
引用:https://twitter.com/tyopaperman/status/624879927725174784
実はこの「ホウレンソウ」という言葉
部下から上司に報告、連絡、相談をしなさい!ではなく、
報告、連絡、相談をしやすい環境を作りましょう
という事だったのです!
その為、上司が部下に強要するものではなく、
逆に上司が部下の為に環境を作り上げる、
という事が本来の意味だったのです!
ホウレンソウという言葉を作った経緯
ある時、中途採用した優秀な社員が他社に引き抜かれ、
山崎氏は社員が去った理由を徹底的に調べた。
その結果、直属の上司はその社員の置かれている状況を把握していたのか、
中途入社で浮きがちな社員に対し
同僚・部内の連絡はちゃんとしていたのか、
プロパーの社員に気兼ねせず相談できる雰囲気はあったのか、
という疑問に突き当たったのだ。
「これらがちゃんと行なわれていれば、
どこかに解決の方法はあったはずだ。
人と人の意思の通いあい、気持ちの通いあいが悪くては、
会社がうまくいかない以前に、社長以下、働いている人自身が楽しくない」(『ほうれんそうが会社を強くする』)
つまり、ホウレンソウができるような
「風通しのよい職場環境を作る」ことこそ、山崎氏が伝えたかった内容。
上司が部下に「ホウレンソウがなっていない!」
と一方的に叱るなど、もってのほかだ。
横柄な態度を取る上司にこういわれたら
是非この豆知識を披露してあげましょう!
しかし、その後間違いなく怒られることになると思いますので、
そこは自己責任でお願いします。
部内で円滑なコミュニケーションが実現しているかどうか、
点検するといいかもしれませんね。
ネットでの反応
・これは初耳でしたが、
部下に強要ばかりして威張り散らしてる上司は
どこの職場にもいるかと思うのでぜひこの文を見てもらいたい。・報連相ももう古いと言われてますけどね。
・この話が20年経って「何故勝手に判断した」になってしまったっていう
・インパクトのある言葉だけ生き残って中身を知らない人が多くなるパターン
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