これは帰還した爆撃機の損傷統計データです。
赤いドットが実際に被弾していた箇所です。
このデータを見てあなたが強化する場所はどこですか?
という問いの回答が話題となりました。
こちらは第二次世界大戦時に帰還した爆撃機が
機体のどの部分にダメージを受けていたかをデータ化した図。
赤のドットは実際に被弾をしていた場所だと言います。
そして、そこにはこんな問いがありました。
帰還率を高めるために、あなたなら防護のための装甲板をどこに追加するだろうか?
一見、被弾を受けやすい箇所を強化することで生存率が上がりそうですが、
統計学者のエイブラハム・ウォールド」はこんな結論を出し、
その着眼点について驚きの声が続々と寄せられることに。
共感の嵐となった回答
答え
ドットのない部分を強化する
理由
このデータは帰還した期待のデータから算出したもの。
つまり、ドットのある部分に被弾しても帰還できた。
だから、帰還できていない機体はドットのない部分に被弾した可能性が高い。
この回答には多くの方が「なるほど」と納得し、
物事の捉え方の大切さを改めて実感したようです。
問題を解決する際にはあらゆる方向から検証することが大切です。
その上でこのような「根本」にあることを見逃しがちです。
そんな考え方を改めて大切と実感させる素敵な問題ですね。
ネットでの反応
・この手のデータは潜在的マスクデータと勝手に呼んでいます
・確かにって思う。
・意外と気づかないことだね!