サンルーフ付きの車が減った理由…
確かに最近あまり見なくなったと話題に…
見た目がオシャレで開放感があるサンルーフに
憧れている方も多いのではないでしょうか?
かつて流行った時期もあったサンルーフですが
今では国産車で見かけることは随分と減ってしまいました。
今回はサンルーフ付きの車が減った理由を紹介します。
サンルーフ付きの車が減った理由
1.燃費
サンルーフに使われるガラスは意外と重く、
20kg〜30kgほどあります。
当然、重量が増えれば燃費も悪くなります。
近年の自動車業界では燃費を良くしていくことが
求められるようになりましたが、
サンルーフを付けることでの燃費の悪化はその時代の流れに逆行しています。
2.販売価格が高い
サンルーフ付きの車は中古で売るときは高くなりますが
その分、購入時の販売価格はサンルーフ無しの車よりも高く設定されています。
だいたい10万円前後が一般的な価格です。
安ければ良い、燃費が良ければ良いというのが
現在の風潮ですので高いお金を払って
サンルーフ付きの車を買いたいという人が
少ないということなのかもしれません。
夏に暑く、冬に寒い
サンルーフ付きの車は天井がガラスになっているため、
夏場は直接太陽の光が差し込むのでかなり暑くなります。
また、冬場は普通の車の天井にある断熱材がないため、
車内の熱が外に逃げてしまいやすくなります。
普通の車に比べ車内の気温が変動しやすいのです。
4.雨漏り
サンルーフは開閉を目的に設計されているので
ガラス周りがゴム製の製品で出来ています。
日本の気候は気温の変化が激しくゴムの劣化が起きやすいため、
ある程度年数が経過すると継ぎ目のゴムの劣化が原因で
雨漏りする可能性があります。
期待を膨らませてせっかく付けたサンルーフも
何回か使ってそれ以降はそのままという人も多いのではないでしょうか。
かつては見た目のカッコ良さや憧れではやってましたが
今ではコスパ重視のより現実的に物事を考える風潮に
世の中の考え方がどうやら変わってきているようです。
ネットでの反応
・サンルーフよりはいっそ可動式の屋根がついたオープンカーの方が
メリットもデメリットも大きくて潔い気がする。・喫煙者が減ったのも理由のひとつです
・実用的なカーライフを求めてたら、
面白くない、夢がない。
不便さがあってこそ、
車の良さがわかります。