警備最高レベルのスーパーマックス刑務所…
囚人の自我が崩壊してしまう…


スーパーマックス刑務所

広大なアメリカ国内にもたった一つしかなく
最高レベルの警備がしかれたスーパーマックス刑務所。

「最悪中の最悪」といわれる刑務所で囚人は外部からほぼ完全に遮断され、
人格が崩壊していくのを助長するようなシステムになっているという。

コロラド州のロッキー山脈に囲まれたこの刑務所を脱獄した者は一人もいません。

なぜかと言うと厳しすぎる環境に囚人は精神が病んでいくからです。
今回はそんな警備最高レベルのスーパーマックス刑務所を紹介します。

スーパーマックス刑務所の

このスーパーマックスに収容された囚人は通常1日23時間を独房で過ごし、
何かを学んだり、リラックスしたりする機会はほとんど与えられません。

囚人達が空を見ることができないように意図的に設計しています。

囚人がロッキー山脈の美しい景色を見ることができるのは
収容されるときだけで一度中に入ると二度と見ることができません。

スーパーマックス囚人には更生のためのプログラムはほとんどありません。

あるのは精神の論理的働きを破壊する。
思考が解体され、バラバラになる。ただ音のみが彼を捉える。
喉の奥が突き出てくる狂気の音。鉄格子がたてる欲求不満の音。
そして悪臭。体臭。看守が彼に投げつける糞尿の臭い。
長期間風呂に入っていない身体が発散する臭い。
という囚人の自我が崩壊するだけです。

収監されている犯罪者たち

ザカリアス・ムサウイ (終身刑6回)

アルカイダの主要メンバーで9.11テロを計画。

1993年の2月26日、
ニューヨークの世界貿易センタービル(WTC)の地下駐車場2階で爆弾を積んだ車が爆発しました。
コンクリートの壁を突き破って4階層に渡り幅30mの穴が開いた。
爆発により6人が殺害され、少なくとも1040人が負傷したという。

テリー・ニコルズ(終身刑161回)

オクラホマ連邦政府ビル爆破事件の共犯者。

2000Kgの及ぶ爆発物がオクラホマシティの連邦政府庁舎に出て
その場で168人が命を失う。
そのうちの19人は保育所の子供でした。

爆発で建物は完全に半壊され、建物の中にいた数十人は
建物の残骸の中に敷かれることになります。

この爆発はなんと100Km離れた場所でも爆発を感じたし、
リヒター3.0規模地震が観測されたとしています。

ロバート・ハンセン(終身刑15回)

FBIのエージェントで二重スパイ。

1985年10月頃から、米国の衛星や早期警戒システム、
大規模攻撃に対する報復計画などを含む数々の機密文書や情報を流しました。

「スパイ活動の全体を完全に把握することこそ、
米国の国益に叶うと判断した。
被告を死刑にしてもこの目標には到達できない」

と述べ、被告本人の協力がなければ
スパイ活動の中身が分からないジレンマ状態にあったことを示した。

セオドア・カジンスキー(終身刑8回)

1978年5月から1995年にかけて
全米各地の大学と航空業界および金融関係者に爆発物を送りつけ、
3人が死亡、29人以上が重軽傷を負った事件を起こし、
「ユナボマー(Unabomber、University and Airline Bomberを短縮した造語)」の名で呼ばれています。

内向的ではあるが、高い知能を持つ勉強好きな少年で
小学校5年でのIQが167もありました。

ラムジー・ユーセフ (終身刑2回)

1993年の世界貿易センター爆破事件の主犯。

1993年2月26日、
ニューヨークの世界貿易センタービル(WTC)の地下駐車場で爆弾が爆発した事件。

ネットでの反応

・恐ろしい世界です。精神崩壊して自傷行為に走るのも自然。
「こんな一生なら死刑の方がマシかも…」とすら考えてしまう。

・スーパーマックス刑務所 名前は弱そうなのに

・死刑にした方が囚人にとってもコスト的にも良いような気がするが…

あなたにオススメの記事

⇒ 中国の死刑の実態…人生最後の瞬間を刑務所で迎えた美しすぎる囚人達…