鳥取県に実在するトリックアートのような橋…
思わず合成だと思ってしまう…
トリックアートとは
トリックアートと言うものをご存知ですか?
人間の目に起きる錯覚という現象を利用して目の前に不思議な光景が見えるようにするアートのことです。
目の錯覚によって平面の絵が立体的にあるいは実際に存在しているかのように見えます。
鳥取県にもトリックアートを展示している場所はあります。
しかし、鳥取県にあるただの「道路」が、
なぜかトリックアートのようだと話題になっているのです。
鳥取県に実在するトリックアートのような橋
話題になっているのは鳥取県の「江島大橋」です。
「合成かと思った!」「トリックアート…じゃない!?」
などと言った声が上がっています。
空へ向かっている道路が壁に見えますし、途中で道がなくなっています。
しかし、そう見えるだけでもちろん道は向こう側まできちんと繋がっています。
引用:https://www.youtube.com/watch?v=m025VM-h0Wo
江島大橋は2004年に日本海側の物流拠点と島根県東部の交通をスムーズにすることを目的として造られました。
島根県松江市八束町から鳥取県境港市渡町まで橋の全長は1.7キロ。
海面からの高さは44.7メートル。
多くの人々を驚かせる勾配の高さは5000トン級の船が
橋の下を通っても問題ないように高くした結果なのだそうです。
知名度向上の理由
江島大橋はダイハツ工業のCMのロケ地にも選ばれており、
2013年から放映されています。
今ではCM中に出てきた「ベタ踏み坂」という名前も使われるくらい、
その存在が知られるようになってきました。
CMをきっかけとして多くの観光客が
大型連休や夏休みなどの時期にやってくるようになったそうです。
江島大橋の人気を知った地元ではこのまま観光地として盛り上げるため、
関連商品や企画などの開発をしているという話もあります。
当初は交通を円滑にするためでしたが、
偶然にも天然のトリックアートができ上がったようですね。
ここまで珍しい光景は日本全国を探してもなかなか見られないでしょう。
これからも多くの観光客が、
ユニークな光景を見るためにこの橋へ訪れるのではないでしょうか?