車中泊禁止の道の駅が増えている理由…
マナーのない人間多すぎると話題に…
ここ数年、宿泊費の節約や時間効率などの面から、
車中泊が人気となっています。
車中泊する場所といえば、
道の駅や高速道路のSAの駐車場が定番と言えるでしょう。
そんな中、最近は車中泊を禁止する道の駅が増えてきているようです。
今回、車中泊禁止の道の駅が増えている理由を紹介します。
国交省は道の駅での仮眠OKでも宿泊NG
近年、道の駅や高速道路のSA/PAの駐車場などで
車中泊をしながらドライブ旅行を楽しむ人々が増えています。
道の駅の駐車場は無料ですから、車中泊をしても駐車料金はかかりません。
チェックイン・チェックアウトもないので
好きな時に停めて好きな時に出発という
時間的制約のない自由な旅を楽しむことができます。
しかし道の駅での車中泊を禁止するところも増えているといいます。
国土交通省の公式サイトでは道の駅での車中泊に関して
以下のように記されています。
「『道の駅』は休憩施設であるため、
駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。
もちろん、『道の駅』は、ドライバーなど皆さんが
交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので
施設で仮眠していただくことはかまいません」
高速道路のSA/PAも道の駅と同様の扱いのようで
数時間の仮眠ならもちろん良いけれど、宿泊はダメということのようです。
それでは、道の駅における「仮眠と宿泊」はどのように線引きされるのでしょうか?
全国20か所の道の駅に電話取材をして車中泊について聞いてみました。
・仮眠:時間帯に関わらず、長くても5~6時間程度。
・宿泊:夕方から夜に駐車場に入り、朝7-8時頃まで駐車場を占有すること。
おおよそ、どの道の駅からも同じような回答を頂きました。
車中泊禁止の道の駅が増えている理由
1.長期滞在
最近では半月から1ヵ月にわたる長期間駐車を続け、
駐車スペースを占用するケースが少なくようです。
こういった輩が増えてしまうと
他の一般の方が利用できなくなったり、
運営側も不利益を破ってしまいます。
滞在時間は必要最小限の仮眠にとどめ、
連泊や長期滞在はしないようにしましょう。
2.テーブルを出して、BBQや酒盛り
そもそも道の駅は休憩のための施設であり駐車場です。
道の駅では火気禁止のルールがありますし、
常識的に考えて駐車場でこんなことしちゃだめってことは
わかりそうなものですが…
3.騒音問題
仮眠をとっているほかの利用者や
すぐに近くに住民がある場所の近隣住民にとって
カーステレオやラジオ、発電機の使用は
とんでもない騒音であり、迷惑行為でしかありません。
4.ゴミ問題
道の駅ではゴミの持ち込みは禁止されていますが、
車中泊中に出たゴミを全ておいて帰ったりすることが多発しているようです。
5.洗濯物を干す
まるで自宅のように堂々と洗濯物を干す人までいます。
こんなことをするのもほんの一部の利用者でしょうが、
運営者や一般利用者にとっては、いい迷惑です。
道の駅は公共性のある場所であり、
あくまでも他人や他車もいる駐車場ですので
周囲への配慮もしっかりとすべきです。
道の駅で車中泊をする場合は
事前に禁止されていないかどうか確認し、
ルールを守った上で行うようにしましょう。
ネットでの反応
・もう日本人のマナーは世界に誇れなくなったなぁ
・車中泊って駐車場を借りてる身というのを自覚して
出来るだけ迷惑をかけないようにやるもんじゃないの?
どうしてそんなにふてぶてしくなれるの?・空き地と勘違いしてる。
有料にすれば一発で解消。
3hまで、とかね。