冷凍庫に眠る保冷剤がこんなに使えるとは…
捨てずに取っておいてよかった…


冷凍庫に眠る保冷剤がこんなに使えるとは


日本の保冷剤の成分は「水」に「吸収ポリマー」と呼ばれる
化学製品を配合したものが多いようです。

吸収ポリマーは水を吸収して固める性質があるので
市販のオムツによく使用されているものです。

この吸収ポリマーの特性が保冷だけではなく
色んな場面で活用できるポイントなのです。

1.嫌な臭いを瞬時に消してくれる消臭剤

お部屋の臭いに気付かないあなた、
もしかしたら気付かないうちに嫌な臭いが溜まっているかも・・・

もしもの為に部屋の臭いを瞬時に消してくれる方法があります。

凍っていない状態のジェル状の保冷剤を袋から出して、
皿の上などに広げ、ニオイが気になるところに置いておけば、
消臭効果が期待できます。

保冷剤の中身の約90%は水です。

吸水性ポリマーが水を吸収し、ジェル状になると
表面に非常に小さな凹凸が生まれます。

その微細なくぼみにニオイの原因となっている物質を
吸い寄せて取り込み、消臭する仕組み。

そのため、保冷剤の中身を口が細い瓶などに入れるよりは
平たい皿などに敷いた方が表面積が大きくなり、消臭効果が高くなります。

ただし、一部の保冷剤にはエチレングリコールや、
メタノールなどの毒性のある成分が含まれている場合があります。

間違っても誤飲しないように注意してください。

2.アロマオイルなどを垂らして芳香剤に

アロマオイルの香りが保冷剤の水の中に溶け込み、
その水が徐々に蒸発していくことで、いい香りが周囲に漂います。

市販の芳香剤の中にも吸水性ポリマーに香料を加えて
加工した商品は多いのです。

効果は直射日光に当たらないところなら7~10日ぐらいで
見た目が乾いてカピカピになったら替え時です。

3.園芸などでも使えるアイテム

ジェル状の保冷剤を鉢植えの土や
畑の土の上にまけば、保水剤として使えます。

水を含んだ吸水性ポリマーから水分が徐々に土の中に溶けていくため、
旅行などで水やりに間隔が空くときなどに使えますね。


保冷剤に含まれている吸水性ポリマーや微量の防腐剤などは
植物などに害を与える物質ではないので土に混ざっても大丈夫。

4.掃除の時にも大活躍

お掃除のときに鏡拭きとして利用してみましょう。
不思議とピカピカになります。
そのほかにも蛇口などを拭いてもキレイになりますよ。

5.毛穴ケア

本来の保冷剤の役割そのままに洗顔後などの毛穴を引き締めるために
保冷剤を使用するのもおすすめです。

冷凍庫で凍らせた保冷剤をタオル等に包んでお肌に当てて冷やします。
毛穴がキュッとひきしまります。
繰り返し使えるので毎日のお手入れにぜひ取り入れたいですね。

保冷剤を温めてカイロに

保冷剤と言われていますが、温めて使うこともできます。

保冷剤カイロの作り方はとっても簡単。
40度ぐらいのお湯に2〜3分湯煎するだけです。

ただし、電子レンジで温めることはオススメしません。
ビニールが溶けてしまう可能性もあるので素材の確認が必要です。

適度な柔らかさ、温かさはアイマスクにも使えます。
じんわりとしたぬくもりに癒されそうですね。

冷やすだけでなく色々と有効活用が出来る保冷剤。
これからは今まで以上に捨てられない物になったのではないでしょうか?

ネットでの反応

・夏場のファンタスティックだね

・すでにやっております。
アロマオイル垂らすといい匂いです

・私も保冷剤は色々な使い方あるので捨てずにとって置きますよ。

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