結婚指輪は安物ではダメ?
1万4千円の婚約指輪を店員に笑われた花嫁の返答が反響を呼ぶ…
アメリカのテネシー州に住む22歳のアリエル・ディジリーが
Facebookに投稿した文章が広く反響を呼んでいます。
アリエルはコミュニティサービスの事務所に勤め、
恋人のクインは中古車ディーラーで働いている。
生活に余裕はなく、倹約に倹約を重ねる毎日だ。
2年間の交際を経て、2人は結婚を決意。
「親友と結婚できるだけで幸せだから指輪は要らない」
とアリエルは言ったが、夫は違った。
クインはアリエルに指輪を贈るために、密かに貯金していた。
ジュエリー店で2人が選んだのはシルバーとキュービックジルコニアのリングだった。
値段は130ドル(約13,700円)。
心躍らせて会計を待っている間、店員のつぶやきが耳に入ってしまった。
「これを婚約指輪として買うなんて信じられる?みじめすぎるわ」
クインの顔はみるみる曇り、がっくりと肩を落としてしまった。
そして
「本当に君はこれで幸せなの?これでいいの?」
と不安そうに聞いてきたという。
アリエルはその女性店員に
「重要なのは指輪そのものじゃない。それを買う、という愛こそが大切なのよ」
と反論し、指輪を受け取ってその場を去った。
SNSで疑問を投げかける
アリエルはSNSで疑問を投げかけました。
「私達の国はいつから、
男性が3000ドル以上の派手な指輪を買わないと
愛を伝えられないような国になってしまったんでしょう。指輪は本当に素敵で、あのときの気持ちは最高だった。
他の人たちの体験に勝るとも劣らないものだった。
なぜモノが愛と同一視されるのでしょうか。私の夫は宝石を買う余裕がなかったから私に嫌われるのではないかと考えました。
私が欲しい指輪を買えなかったから、私の愛が薄れるのではないかと恐れました。
世間がこのようにしてしまったんです。本当に悲しいことです。
でも、裁判所での結婚、130ドルの指輪、
夫からの精一杯の愛情は想像していたよりもずっと幸せなんですよ」
彼女の指輪物語は多くの人の共感を呼び、
65000回を超えるリアクションを得ている。
「なんて素敵なストーリー」「身の丈に合うものを選択したことはとても賢い」
といったコメントや、
「私の指輪も見て」「私のは25ドルだったのよ」
とシルバーやジルコニアの指輪の写真が次々寄せられている。
ネットでの反応
・ガチならいい嫁だねえ
・今更なんだが月給の3か月分って総額?手取り?のどっち?
俺の場合3か月分で30万ぐらい違うんだけど・若かりし頃買ったな、嫁は今でも何かあると
結婚指輪と重ねて喜んで身に付けてくれてるからよかったんだなとは思う・婚約指輪か…
俺も金無くて三万の安物しか買えなかったけど
嫁さんは今でも身につけてくれてる
あれからもう少しで10年
少しづつ貯めてきたお金で今度はマシなヤツをあげる予定
また喜んでくれるといいなあ…