27年間独りで森に引きこもりニート生活を送った男性…
その理由と生活の実態が話題に…
スマートフォン、パソコンなど便利なもの全てを捨てて
独りで暮らす生活を考えられますか?
たまに喧騒な世界から静寂な世界へ行きたいと思う事はあるかもしれませんが、それが27年間続くと思うと…
今回は20歳の時に森に入ったきり、
27年間現実の世界から遠のいていた男性を紹介します。
27年間独りで森に引きこもりニート生活を送った男性
アメリカに住むクリストファー・ナイトさんは
優秀で照れ屋な性格の20歳の青年でした。
そんな彼はある日突然、自宅を出て車のガソリンがなくなるまで運転した後、車を捨てて森の中へ消えたのです。
そして食料を盗んだ罪で逮捕されるまで27年もの間、
誰とも言葉を交わすことはありませんでした。
冬はマイナス7度まで気温が下がる中、
その場しのぎのテントで暮らしていた彼は地図やコンパスなど一切所持しておらず、
本で読んだ程度のサバイバルの知識しかなかったそうです。
森に引きこもった理由と生活の実態
日が経つにつれて食料や日用品が必要だと思った彼は
テント近くのキャンプ場のコテージを訪れる宿泊客を標的に盗みを始めました。
27年間の間に彼は1000件以上盗難を繰り返していたようです。
クリストファーさんは強盗と窃盗の罪で7カ月の実刑を言い渡されました。
服役を終えた後は毎週、裁判官の元へ通い、
兄弟の働く金属加工会社で働いているそうです。
インタビューの中でクリストファーさんは
「自分の行動について説明はできません。
何かを計画したり、考えて行動したわけではありませんでした。
27年間、退屈したり寂しいと感じたことはなかった。
もしも孤独が好きな人ならばあの暮らしは苦痛ではないでしょう」
と語っています。
検査では彼に精神疾患など見られなかったそうなので、
本当に独りになりたいという思いだけだったのでしょう。
しかし、27年もの間誰とも話さず孤独の中
生き延びた彼のメンタルの強さには驚きです。
彼は今どのような思いで日々過ごしているのか気になりますね。
27年間は長すぎますが、
都会の生活に疲れている人はたまには独りになりたいと思っている人は
少なくないのかもしれません。