挙式当日に誘拐されて強姦された若い牧師…
傷が癒えない彼女にさらなる悲劇が…




考えたくもないことですが、
人は時として衝撃的な事件に巻き込まれてしまう場合もあります。
今回は挙式当日に誘拐されて襲われた若い牧師の話です。

挙式当日に誘拐されて強姦された若い牧師

テリー・アプボさんはケニアにあるナイロビの牧師で
誰にでも慕われる女性でした。

婚約者であるハリー・オルワンデさんとの結婚も決まり、
日々仕事と挙式の準備で慌ただしく過ごしていました。

そして結婚式前日、2人は伝統にのっとり、別々に夜を過ごしました。
まさか翌日にあんな悲劇に襲われるとは知らずに。

翌朝、結婚式場に向かうべく家をでたテリーさんは
車のボンネットの上に腰掛けている男性の前を通り過ぎました。

すると突然その男性がテリーさんに襲いかかり、
仲間2人が待つ後部座席に引き摺り込まれたのです。

口に布のようなものを詰め込まれながらも必死に抵抗するテリーさん。
すると、「大人しくしないと殺す」と言い放ち、
次々にテリーさんに襲い掛かったのです。

それでもテリーさんはどうにかこの状況から逃げようと必死でした。
そして男性のモノに噛み付いたところ、
別の男にお腹を刺されて社外に放り出されました。

テリーさんが放置されたのはナイロビ郊外から何キロも離れた場所で
誘拐されてからすで6時間以上が経過していました。

テリーさんの姿を見た住人の子供はすぐに親を呼び、
警察が到着してテリーさんの脈を測ると脈が触れませんでした。

テリーさんが亡くなったと思った警察は
彼女を毛布で包んで死体安置所に運ぶ途中に
彼女が咳き込んで無事に救助。

テリーさんはすぐに病院に搬送されると
その病院の看護師長が衣装をみて花嫁であることに気づき、
教会に片っ端か電話をかけることになり、
最初に電話をしたのがテリーさんが式を挙げる予定だった教会でした。

事件から数日後に婚約者と再開したテリーさんは何度も彼に謝りました。

それでも彼の気持ちは揺るがず、
事件から7ヶ月後に無事に挙式。

しかし、彼女の悲劇はこれでは終わらなかったのです。

傷が癒えない彼女にさらなる悲劇が

ある寒い日の夜、
テリー夫婦は木炭コンロで暖をとることにしました。
そして2人は就寝。

その夜中、テリーさんが目覚めると
激しいめまいでベッドからも出れない状態に。

夫の反応もなく隣人に助けを求める電話をかけて
そのまま意識を失いました。

2人はすぐに病院に搬送されましたが、
木炭コンロによって一酸化炭素中毒を引き起こしていて、
テリーさんは助かりましたが夫は帰らぬ人に。

テリーさんは激しく落ち込んで外界との接触を全て遮断しました。

外界と接触を遮断していた彼女ですが、
唯一心を許したのがトニー・ゴハンガ牧師でした。

そしていつしか2人は惹かれ合うようになり、結婚。
暴行にあって子宮が傷つけられていたため、
妊娠できないかもしれない状況も彼は
「子供は授かりものだから」と受け入れてくれました。

結婚して1年が経った頃、
急な体調不良で病院を訪れたテリーさんは妊娠が判明。
無事に出産して今では2人の子供の母親になって
幸せな家庭を築いています。

でもテリーさんを暴行した犯人たちは未だに逮捕されていませんが、
テリーさんは自分の悲惨な体験を糧にして
同じような事件の被害者女性たちを助ける手助けをしています。

弱いものを狙う卑劣な犯罪は絶対に許されません。
それでもこの日本でも被害にあっている女性たちがいます。

犯罪のない社会が訪れる日は来るのでしょうか。

ネットで反応

・不意に襲われたら女性の力では叶わない

・まだ捕まってないのも怖いよね

・辛い体験をしたのにメンタル強いよね

・自分だったら生きるのも辛くなってしまう

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