悪魔と契約した人々の末路…
悲惨な最期を遂げた人ばかりだった…


悪魔と契約した人々の末路

キリスト教の世界では悪魔という存在が描かれることがあります。

そして、この悪魔と契約し、驚異的な能力の獲得や
権力などを手に入れてきた言われている人々がいます。

悪魔との契約は卓越した能力や権力を手に入れることができる代わりに
災難や不幸に見舞われると言われています。

そんな悪魔との契約をしたと言われている人々の末路を紹介します。

ニコロ・パガニーニ

マンドリンの奏者。
その演奏の上手さはかなりものだったようです。

幼少の頃よりマンドリンを弾き始めた。
マンドリンを教わるのだがすぐに先生のレベルを超えてしまうので
次々と教わる人を変えていった。

彼のマンドリンの演奏の特徴は弾く時にかなり身体を動かしながら
弾くということだった。

あまりのマンドリン演奏の上手さに
人々は彼は悪魔と契約を交わしたのだと言われるようになった。

マンドリンの才能を得た代わりなのか
彼は生涯、病気に苦しめられたそうです。

アントン・ラヴェイ

悪魔教会を始めた人物。
悪魔教会の教えは人生はサタンのように生きようということだった。

彼は頭髪を全部剃っていた。
理由は古き時代の処刑を行い人を真似たということだった。

しかし、本当は賭け事に負けたからということが
まことしやかに言われています。

テオフィルス

アダナのテオフィルスは司祭に選ばれたのだが
司祭になることを断った。

そして、テオフィルスの代わりに司祭となった人物は
なんとテオフィルスをその立場を剥奪し、
彼に後悔と復讐の念を芽生えさせるに至った。

その後、サタンと取引を行い、
自らが司祭となったと言います。

後年、この行いを悔いたテオフィルスは
断食を行うことで聖母マリアから許されたようだ。

ところがある日目覚めると
体の上にサタンとの契約書が置かれていたという。

その契約書にはテオフィルスのサインが書かれていた。

聖母マリアから許されたはずだが
サタンはテオフィルスをそう簡単には離さなかったのです。

ジル・ド・レ

ジル・ド・レはジャンヌ・ダルクと共に戦った人物。

ジャンヌ・ダルクとの戦争が終わってから
ジル・ド・レは大きく変わった。

以前は秀でた人物として評判が良かったのだが
ジャンヌとの戦争以後は錬金術にはまりこんでしまう。

ついには悪魔を呼び出そうと子供の身体の一部分を
供え物として使うことにしたそうです。

錬金術にはまり込むあまりジル・ド・レは
子供を狙った殺人者となってしまった。

ヨハン・ファウスト

数多くの肩書きを持った人物。

医者であり占星術師、魔術・錬金術師、神学でも博士として知られています。

ヨハン・ファウストはじきに教会から非難されるようになった。
それは悪魔と結託しているという非難です。

ヨハン・ファウストは実験を行なっている時、
爆発が起きてそれが原因で亡くなった。

体は無残にも原型をとどめていなかった。

このことを知った人々は悪魔がファウストに力を授けた代わりに
このような死に方を要求したのだと思ったという。

ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ

若年時代は兵士として活躍し、
途中から勉学の道に入った人物。

フェミニストの考え方を最も早く打ち出した人物として知られています。

彼は悪魔を呼び出したとして有名になった。
亡くなってからそうした噂が出回ったのです。

アグリッパには悪魔に関係する話が数多く語られ、
詩も作られています。

レッド・ツェッぺリン

ロックバンドとして世界的に有名です。
メンバーの一人、ジミー・ペイジはギタリストとして有名。

ジミー・ペイジはアリスター・クロウリーという黒魔術師に心酔していた。

その影響なのか同じレッド・ツェッぺリンのメンバーの一人である
ロバート・プラントは悪魔を崇目ていたのではないかという話しがあります。

レッド・ツェッぺリンはバンドとして有名になるために
悪魔の力を使ったなどと話されることがあるそうです。

ジュゼッペ・タルティーニ

音楽家として有名な人物。

作曲家であり、バイオリンの奏者でもある。

ある日、彼はフランチェスコ・マリア・ヴェラチーニのバイオリン演奏に触発され
それからバイオリンの演奏技術習得にのめり込むようになった。

閉じこもって練習していた彼が
外に出てきた時、驚異的なバイオリンの演奏技術を身につけていたという。

タルティーニはある時、自分の夢の中に悪魔が出てきたという。
その悪魔にバイオリンを渡したという夢だった。

この夢の影響で出来上がった有名な曲が
悪魔のトリルなのです。

ローマ教皇シルウェステル2世

この人物も多彩な才能を発揮した。

天文学や数学を得意とし、
後の世でこの教皇は魔術師教皇と言われるようになる程
悪魔とか変わったとされる話しが多い。

亡くなった後は自分の身体を分散して
それを街にばらまいて欲しいと願っていたと言います。

クリストフ・ヘイズマン

心理的な医学関係者から研究のテーマとして
この人物が扱われた。

ヘイズマンは幼い頃に両親が亡くなり、
そのために貧困へと陥った。

そこで悪魔の力を得ることにしたようです。

ヘイズマンは悪魔との取引を行う書類を作成。
インクで書かれたものと血で書かれたものの2種類を作ったという。

この人物に精神医学で有名なフロイトが興味を持ったそうです。

アントワーヌ・ローズ

悪魔と密かに会っていると告白した人物。
魔女として責められていた。

彼女が言うには悪魔から軟膏と棒状のものをもらったらしい。
軟膏を棒に塗り、その上に乗るとそのまま飛んだようです。

これはおそらく軟膏に幻を見せる成分が入っており、
そのせいで飛んでいるような錯覚を覚えたということだと考えられている。

この逸話からホウキに乗って飛ぶ魔女というイメージが作られたそうです。

ロバート・ジョンソン

ブルースやロック界隈で有名な人物。

彼は子供の頃に悪魔取引すれば
ギターの才能をもらえるという話しを誰から聞いたとか。

夜、彼は墓地でギターの練習をしていたという言い伝えもあります。

これらの話しは伝説みたいなもので
もし墓地で夜に練習していたとしても
それは墓地がギターの練習に適した静けさがある場所だったからだろう。

オリバー・クロムウェル

イングランド共和国の政治家だった人物。
政治家として権力争いに熱心だっとと言われている。

彼には悪魔と取引したという話があります。

人々からクロムウェルは憎まれるほど評判が良くなったそうです。
その証拠に墓を掘り返され、首を晒されるということまでされている。

ネットでの反応

・才能や大衆受けを妬まれたが故に「彼奴は悪魔と…」と噂を流され、
挙げ句の果てに妬んだ者らの思惑が悲惨な最期を招かせた…
と言うケースも多い様に思える。
但し、戦略的才能は高いが政略的才能は然程では無い人物(ナポレオンやレーニン・他)や、
逆に戦略的才能は然程では無いが政略的才能は高い(スターリンや伊藤博文・他)…と言う人物は歴史上大勢居る。
更にジンギスカンやミケランジェロの様に
目立つ優位な才能を2つ持っていたおかげで
生涯妬む連中に足をすくわれずに済んだ歴史偉人も多いと思う。

・天は2物を与えずと言う言葉も有る

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