お茶・紅茶・コーヒーは水分補給にならない理由…
意外と知らない雑学が話題に…



暑い時期は沢山汗をかくので水分補給が必要ですが
あなたは何を飲んで水分補給をしていますか?

お茶やコーヒー、紅茶、清涼飲料水?
実はこれらは水分補給にならないのはご存知でしょうか。

今回はそんなお茶・紅茶・コーヒーは水分補給にならない理由を紹介します。

お茶・紅茶・コーヒーは水分補給にならない理由

水分というのはどんな飲み物でも良いというわけではありません。
水分補給に適した飲み物とそうでない飲み物とがあるのです。

「コーヒーを飲むとガンのリスクが低くなる。」
「緑茶のカテキンにはウイルスを撃退する効果がある。」

こんな風に謳われてたりしますが
消化・吸収・排泄など体内の循環を良くするための水分補給としては
コーヒーやお茶や紅茶は不向きなのです。

コーヒーやお茶や紅茶を飲むとトイレが近くなります。
これはコーヒーやお茶や紅茶に含まれるカフェインが要因です。

カフェインには利尿作用があるからです。

カフェインが体内に入ることで交感神経を刺激されます。

その影響で腎臓の血管が拡張、腎臓の血液ろ過量が増加し、
摂った水分はほぼ尿細管で再吸収されて血液に戻るのですが
カフェインには水分の再吸収を抑制する作用もあり、
結果、膀胱に移動する尿の量が増えることになり、
膀胱内に尿が溜まりやすくなる=おしっこが近くなる。
という現象が発生するわけです。

要するに飲んだコーヒーやお茶の水分がそのまま尿になったわけではなく
飲んだコーヒーやお茶や紅茶に含まれるカフェインが呼び水になって
膀胱に尿が溜まりやすい状態を作ってるわけです。

また、清涼飲料水には水には無い様々な成分が含まれています。

例えば炭酸飲料やジュース、スポーツドリンクなどには糖分が多く、
商品によっては角砂糖10数個分の糖分が入っているとも言われています。

その糖分には砂糖が使用されているわけではなく、
果糖ブドウ糖液糖などの合成甘味料が主です。

これは砂糖に比べて安いコストで導入することができ、
低い温度で摂取した場合に
砂糖よりも強い甘みを感じる果糖の特性を活かせることから
清涼飲料水に多く用いられているのです。

さらに、果糖は急激な血糖値の変化を見せないこともメリットとしてあげられます。

ただし、沢山摂取すると糖分を体内で代謝しきれなくなり、
結果的に血糖値を上昇させたり脂肪へと変化したりといったことが起きます。

また、清涼飲料水にもカフェインが含まれています。

水分補給に向かない利尿作用のあるコーヒー、紅茶、緑茶、
烏龍茶、栄養ドリンク(エナジードリンク)、
アルコール等の摂り過ぎは気をつけたいところです。

カフェインの利尿作用により

・必要な水分や栄養素まで排出されてしまうため
代謝がスムーズに行われない。

・大腸内の水分も奪われるため、便秘になりやすい。

・下手すると脱水症状の恐れも出てきます。

何を飲んで水分補給をすれば良いのか

では何を飲んで水分補給をすれば良いのでしょうか。

結論から言うとカフェインが入っていないものを飲むと良いです。
さらにカロリーが少なければ尚良いです。

水、お湯、麦茶が良いですが
その他にはそば茶、ハーブティ、スポーツドリンク、
牛乳、お酢もカフェインが入っていません。

麦茶は体を冷やす作用があるので夏に最適です。

さらに、お酢は疲労回復効果があり、
バテ気味の夏にはぴったりの飲み物です。

また、運動後の水分補給は水に加えて牛乳がオススメです。

もちろんコーヒーやお茶、紅茶、お酒にも
全く利点がないわけではありません。

ただ、摂り過ぎは禁物なので注意し、
水分補給は水や麦茶にしましょう。

ネットでの反応

・無知な自分が恥ずかしい

・ルイボスティーのハイビスカス入りにおハチミツを少し溶かして夜飲む。今これに凝ってる。
カフェインは取りすぎると毒、
少量を適度にとれば新陳代謝を促進する。

・スポーツいわゆる運動する方にはポカリ・アクエリアスをオススメします、
ただし職場は普段そこまで激しい動きを行わないため
ポカリ・アクエリアスの飲み物は糖分が多いためオススメしません、
ただ職場では夏気温がずば抜け高く熱中症や脱水症状を起こすので
その時はポカリ・アクエリアスのスポーツ飲料ではなく
グリーンDAKARA・ソルティライチをお勧めします。

・同じこと医者に言われたなあ、
代わりに麦茶毎日2リットル飲むように言われた

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