カズが年下選手にも敬語を使う理由
キングカズ流のカッコイイ流儀だった


キングカズが年下選手にも敬語を使う理由

日本サッカー界に君臨し続けるキング・カズこと三浦知良選手。

彼は親子ほど年齢の離れた選手に対して敬語で接しています。

そのことについて尋ねられた時、

「後輩たちからは敬語はやめてくださいって言われるんですけど、
僕が『おい!』って感じで強く言えないだけですよ」

と照れながら話していたそうです。

彼には年功序列という意識はなく
他の選手をプロのサッカー選手として敬う気持ちがありました。

原口元気選手の快挙に対しキングカズは・・・

これまで日本代表の攻撃の要を担ってきたのは
本田圭佑選手、香川真司選手、岡崎慎司選手らですが、
そこに割って入ってきたのは新鋭・原口元気選手

ここ最近の彼の活躍ぶりは群を抜いています。

11月15日、サッカーW杯アジア最終予選の第5戦が行われ、
日本はサウジアラビアに粘り勝ちました。

この日、原口元気選手(25)は歴代初となる
アジア最終予選での4試合連続得点という快挙を達成したのです。

原口選手がこの記録を更新するまで、
最終予選での3試合連続得点という記録を保持していたのは
キング・カズこと三浦知良選手でした。

自身の記録を塗り替えられさぞ悔しいのではとカズ選手のコメントに注目が集まりした。
そして、カズ選手はインタビューに対しこう答えたのです。

「素晴らしい、上手くなる方法を教えて欲しい。
カズ会にもぜひ参加して欲しい」

親子ほどの年齢差がある原口選手に対して
「教えて欲しい」といった謙虚なコメントを残したキングカズ。

原口選手を一人のプロ選手としてリスペクトしていました。

さらに、海外で活躍する日本人選手たちを激励するためのカズさん主催の食事会、
通称「カズ会」に参加して欲しいともコメントしていました。

普通なら「正直悔しい」などの言葉が出そうなものですが、
出てきたのは「上手くなる方法を教えて欲しい」というとても謙虚なもの。

自分も原口選手に負けていられないというポジティブな捉え方が、
とてもカズさんらしくて素敵だと思います。

「カズ会」の出席メンバーが豪華すぎる!

毎年行われている「カズ会」は出席メンバーが豪華すぎるために
別名「カズJAPAN」とも言われているそうです。

ちなみにこちらは、12年度の出席者。

1度の食事会にこれだけの顔ぶれが集まる・・・

カズ会に参加したメンバーのコメントやエピソードなどは、
多くのメディアでも取り上げられています。

普段、カズ選手がどれだけ選手たちから尊敬され、
慕われているのかが一目でわかりますね!

香川や長友、長谷部もカズ会に参加

海外で活躍している選手たちもカズ選手には一目置いているようです。
2016年のカズ会の席では「アモーレ!」と長友選手を出迎えてくれたそうです。

そして、長友選手がInstagramへ投稿したコメントがこちら。


引用:https://www.instagram.com/p/BG8j3pVKJbR/

「いろいろなお話をさせて頂き、カズさんの人間性、夢を追いかけ続ける姿勢に感動しました。

いつまでも僕たちのヒーローであるカズさんに刺激を頂き、自分もまだまだ頑張らないといけないと気持ちになりました」

また、香川真司選手も「僕の憧れであったカズさんとの食事会!」という言葉とともに、
カズ選手との2ショット写真をInstagramに投稿しています。


引用:https://www.instagram.com/p/BHpPewCAzgq/

さらに、長谷部誠選手はある著書でカズ選手に対して

「まだまだ成長できる手ごたえがあり、
そして、いまだ自分のプレーに納得していないのだと思う」

と書いています。

カズ選手は他の選手が食事をしていようが、
時間になると「じゃあ、明日練習だから」と言って帰るそうです。

50歳近くで現役を続けるカズ選手の裏にはとんでもない成長意欲があったのです。

この向上心やサッカーに対する向き合い方を見て多くの選手が憧れるのでしょう。
誰よりもストイックなカズ選手はプロアマ問わずこれからも多くの選手に影響を与えるはずです。

ネットでの反応

・さすがキングカズ

・ホントに凄い人ってみんな謙虚!

・いつまでも現役を続けてほしいね!

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