新国立競技場工事で新卒が過労死自殺…電通をも超えるブラック企業だった…

新国立競技場工事で新卒が過労死自殺
電通をも超えるブラック企業だった…



電通の高橋まつりさんが過労自殺した事件は記憶に新しい所。

今度は新国立競技場の建設工事に関わっていた23歳の新卒男性が自殺し、
委嘱によって労災認定が申請されるという
悲しいニュースが飛び込んできました。

男性は大学卒業後、都内の建設会社に就職すると、
新卒の内からオリンピックで使われる
新国立競技場工事の現場監督という非常に責任が重い仕事を任されます。

タイトなスケジュールにプロジェクトの大きさからくる重圧。
新卒の男性が耐えられるはずもありません。

今回はそんな電通をも超えると言われる
ブラック企業の実態を紹介します。

新国立競技場の工事で新卒23歳が過労自殺

新卒男性に任された仕事は競技場の地盤改良工事の現場監督

すべての基礎となる工程なので
決して失敗は許されない責任重大な仕事です。

新卒男性がいたチームは5人だったようですが、
経験の浅い新卒社員をチームはサポートすることは出来ていなかったのでしょうか?

しかし、その実態は
自殺直前の1カ月の時間外労働が211時間56分
2カ月前は143時間32分

36協定をはるかに超過した労働時間。
想像するだけで憂鬱な気分になります。

そんな状況で新卒23歳男性が突然失踪し、
その後遺体で発見される事件が起きてしまった。

他のチームメンバーもこのような労働を強いられていたのでしょうか。

男性は2017年3月2日、突然失踪した。「今日は欠勤する」と会社に連絡があり、それを最後に一切連絡がとれなくなった。誰からの連絡にも応じなくなった。

そして、4月15日に長野県内で遺体が発見された。警察・病院の捜査の結果、「3月2日ごろに自殺」と判断された。

川人弁護士が、会社・元請けから提供された資料に基づいて分析した結果、自殺直前の1カ月の時間外労働は211時間56分。2カ月前は143時間32分だった。

男性は手紙で「突然このような形をとってしまい、もうしわけございません。身も心も限界な私はこのような結果しか思い浮かびませんでした」

「家族、友人、会社の方、本当にすみませんでした。このような結果しか思い浮かばなかった私をどうかお許しください。すみません」とコメント。

ここには、「うつ病などに特有の罪悪感、自信の低下、悲観的見方がつづられている」と川人弁護士はいう。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-00010005-bfj-soci&p=3

今回のニュースも大きく取り上げられ、

「新卒で現場監督とか普通に考えて大丈夫なの?」
「結局しわよせは末端に行くんだな」
「電通の高橋さんと同じ、会社を辞められなかったのか」

などの批判コメントが相次ぐこととなった。

会社の名前は?

会社の名前を報道しているメディアは
今のところ見つかりませんでした。

まだ労災認定が確定されていないことを考慮して
会社名を伏せているのかも知れません。

新国立競技場施工を受注したのは大成建設ですが、
地盤改良工事をどこの会社が担当しているのかまでは判明していません。

男性は昨年4月に東京都内の建設会社に入社。
同社は新国立競技場の建設を請け負う大成建設から地盤改良工事を受注し、
男性は昨年12月に施工管理業務に就いた。
引用:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H63_Q7A720C1CR8000/

大成建設とは

大成建設とはどのような会社なのでしょうか?

名称:大成建設株式会社(TAISEI CORPORATION)
本社:東京都新宿区
設立:1917年12月28日

大成建設は日本大手建設会社の1つで
5つあるスーパーゼネコン会社の一角だ。

超高層ビルからダム、橋、トンネル、地下鉄など幅広い建設工事を手掛けており、
ここ最近では業績も上向き、株価も上昇している。

今回の自殺の件に関してはこの新卒の社員の方は
新国立競技場の地盤改良工事の現場監督をしていたそうです。

作業員を束ねるだけでなく、
その現場の全責任を負わなくてはいけませんので
新卒の社員には少し荷が重たい業務内容だったかもしれませんし
時間外労働があまりにも多すぎるブラックな企業であったため
自殺という最悪な結果に陥ってしまったのでしょう。

もちろんいい待遇だったと言うコメントもあったが、
やはり働く場所によっては厳しい意見もあるようだ。

ちなみに大成建設と言えば、
ここ最近起きた福岡駅前の陥没事故が、
大成建設を代表する企業体が施工していた工事と言う事で話題になった。

建設業界がブラックに近いのはその業界の体質だけではなく
発注している都や県の体制も関係がありそうだ。
多くの仕事で

「期限は決まっているのにスタートが遅くなる」
→「しわよせが末端に来る」

と言う現象は見られるが、
新国立競技場の建設についても
今後過密なスケジュールが続くと思われる。

現在のシステムや人間の性質(自分と関係ないところは目が届かない)を考えると、
これらを防ぐのは難しいだろうか。

ネットの反応

・現場監督あるある

・新卒でいきなり現場監督が務まるのか?

・実際問題、現場労働者は月残業200時間以上を超えることが多い。

・この超ブラック会社の社名が知りたい

・電通と同様に厳しく対処して欲しい

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