落石注意の標識の本当の意味…
知らない人が多いと話題に…



山道などを走行していると落石注意の黄色い標識を見かけると思いますが
この標識が注意してほしい本当の意味は何かご存知ですか?

落石を避けながら運転するのは容易ではありませんよね。

そのため、この標識は道路に落ちている石に注意とも考えられますが
それは必ずしも正解ではありません。

今回はドライバーは落石注意の黄色い標識を見たら
落石にどう注意すれば良いのか紹介します。

落石注意の標識の本当の意味

この看板を見かけたら多くの人は落石があるのかもしれないと注意し、
とりあえずスピードを落として運転するように心がけると思います。

急激な斜面をチラチラと眺めながら本当に石が落ちてくるのではないかと
不安に思いながら運転する方もいると思います。

しかし、それは半分正解で半分不正解です。

落石注意の本当の意味は
「斜面から石や岩が落ちてきたら危ないから注意して運転しましょう」
ではなく
「石や岩が車道に落ちている可能性があるので気をつけて運転しましょう」
という意味なのです。

国土交通省道路局によるとこの標識には
「落ちてくる石」と「すでに道路上に落ちている石」の
両方に対する注意喚起の意味があると言います。

大きな岩が落ちている場合は回避して運転し、
細かい石などの場合はスリップする危険性があるので徐行する必要があります。

では落ちてくる石にはどのように対応すれば良いのか。

ゲームのように落石を避けるのは非現実的として
注意すべき時期があるそうです。

落石の発生が多い時期

落石の発生が多い時期は春先の3月から5月にかけてです。

これは積雪や凍っていた山の土が溶け
山全体の土の締まりが弱くなることに加え、
気温が上昇し動物の動きが活発になることが原因です。

落石注意の標識を見たらまずは速度を抑えて
すみやかにその場を通過しましょう。

車を止めて景色を眺めたりするのは
この標識がある箇所ではやめましょう。

落下してしまった石がカーブで死角になった部分に
落ちているかもしれないのでカーブには特に注意です。

ちなみに落石がある場合、
いきなり大きな石がドーン!と落ちてくるわけではなく、
通常、砂や小石が徐々に落ち、最後に大きな石が落ちてくるそうです。

また、道路に落石防護柵等もありますが
落ちてくる石を受け止めて道路を防護する柵であって
道路上に落ちている石から通行者を守ってくれる柵ではないので
くれぐれも注意してください。

この標識の本当の意味は知らなかったという方も多いと言われています。

雨や台風の後、そして寒冷地で春先に落石注意の標識と遭遇した時は
標識の意味を思い出して危険を回避してください。

ネットでの反応

・ふつうに当たり前に知ってたんだけど
俺って偏差値高いの?

・教習所で習ってる。

・知らない人が多いことに驚き
こういった意味を知らないと危険回避できないよね・・・
標識の意味を知るの大事

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