甲子園準優勝だった仙台育英の主将・佐々木柊野選手の母への思い
「僕はこれで野球をやめます」


僕はこれで野球をやめます

2015年8月に話題になったツイートを紹介します。

甲子園が決着を迎え、優勝したのは東海大相模。
45年ぶり2回目の優勝になりました。

スコアは「仙台育英6-10東海大相模」
4万3000人もの観客が集まったそうです。

そんな中で注目されたのは敗退してしまった
仙台育英のキャプテン「佐々木柊野」選手のツイート

佐々木主将は仙台育英の中等部である秀光中学から進学し、
1年生の秋から外野手としてメンバー入りしました。

2年生時には新チームの主将に立候補しました。

宮城大会4回戦で東北学院に敗れ、甲子園出場を逃した試合。

最後の打者として先輩たちが悔し涙を流す姿を見て

「先輩たちの思いを自分が背負い、チームを甲子園に導きたい」

という気持ちがわき上がったそうです。

チームのエース佐藤世那投手(現オリックス・バファローズ)が不調に陥った時は

「いままで世那ががんばってきたから、みんなで支えよう」

と呼びかけ、
チームを鼓舞していました。

一方で、バットの片付けなど地味な雑用も進んでこなし、
100人を超す部員をまとめてきました。

そんな佐々木主将が決勝前に語っていた言葉が
「泣ける!」「頑張ってほしい!」と話題になりました。

仙台育英の主将・佐々木柊野の母への思い


引用:https://twitter.com/aitachi/status/633845919390175232

試合後、「野球はこれで最後」と言い切りました。

母子家庭で野球を続けるためにお母さんに苦労を掛けてしまった。
だから甲子園決勝を最後に野球をやめる。
卒業後は消防士になります。

「野球で、ひとりではなにもできないと学んだ。
周りの人と協力して、人のためになる仕事がしたい。」

と語ってました。

残念ながら野球人生最後の試合を優勝で締めくくることはできませんでしたが、
これからも頑張ってほしい!と心を揺さぶられるツイートとなっています。

試合後、佐々木主将は「優勝したかったが悔いはない。
選手、監督、スタンドが一つになれた」と語り、グランドを後にしました。

ネットでの反応

・こんな清々しい若者もいるのだ

・スゴいコだっ! こういうコはどの世界に行っても大丈夫!!

・ここは、あえて彼の望みを叶えてあげたい。

・ドラマだなあ。これからの人生に幸あれ。

あなたにオススメの記事

⇒ 黄色いリボンをつけてる犬に近寄ってはいけない…イエロードッグプロジェクトとは…