平日の睡眠不足は休日に取り返そうと思って
つい休日に寝だめしてしまう人は多いのではないでしょうか。

今回はこの寝溜めは効果があるのか紹介します。



睡眠不足でカラダに疲れが溜まるのを『睡眠負債』といいます。
この睡眠負債は休みの日の寝溜めで返済できません。

さらに、休日の寝溜めはストレスを溜めるだけで効果はありません。
睡眠は脳を休ませることが目的なので睡眠の量よりも質が大切です。

目覚めの日光を浴びることでセロトニンというホルモンが
分泌され体に活動のスイッチが入ります。
その反対に、睡眠ホルモンと言われるメラトニンが分泌を止めます。

寝溜めのデメリット

・生活リズムの乱れ
・血流悪化や腰痛の原因
・ブルーマンデー症候群
・寝溜めは太る

長時間の寝溜めは睡眠の質を下げます。
その結果、自律神経の乱れを招き様々な病気を引き起こします。
休日は寝溜めを考えず、いつもの時間に起きるようにしましょう。

生活のリズムの乱れ

人間には体内時計というものがあります。

その体内時計に合わせて毎日同じ時間に起きて、
同じ時間に寝るというのが健康に良いという研究結果が出ています。

そのため、平日も休日も同じ時間に起きるのがカラダには良いんですね。

寝溜めをすると、ふだんより起きる時間が遅くなって、
体内時計が乱れて生活のリズムが狂ってしまいます。

そうすると寝溜めをした休日明けの月曜日は起きるのが辛くなってしまいます。

血流の悪化や腰痛の原因

たっぷり寝たのになぜかカラダが痛い。
そんな経験をしている人もいるのではないでしょうか。

それは長時間寝ることで血流の流れが悪くなったからです。
多少寝返りはしてもほぼ同じ姿勢で寝ているので、
血流は停滞してしまいます。

そうすると、筋肉に張りやしびれが出てカラダが痛くなってしまいます。

ブルーマンデー症候群

ブルーマンデー症候群とは
休日明けの月曜日に学校や仕事に行きたくないなど憂鬱な気持ちになったり、
休日にたっぷりと寝溜めすることで生活のリズムが崩れ
平日の仕事のパフォーマンスが下がってしまう症状をいいます。

土日にたくさん寝溜めしたのに月曜日の朝に気分が乗らないという
経験をしたことあるんじゃないでしょうか?

それは寝溜めによるブルーマンデー症候群の可能性が高いです。

寝溜めは太る

人は睡眠中でも、エネルギーを消費しています。
すなわち、寝れば疲れが取れる訳ではありません。
逆に、寝過ぎで疲れてしまうことがあります。

さらに、睡眠時間を取り過ぎると太りやすくなります。
眠りについてから3時間程すると成長ホルモンが分泌されます。

この成長ホルモンがしっかり分泌されると
体の代謝機能が正常に働き、痩せやすい体になります。

ところが、休日に寝溜めすると成長ホルモンの分泌リズムが乱れ、
脳の活性化も低下し食欲中枢も乱れ太りやすくなります。

寝溜めせずに睡眠不足を解消するには?

休日でも平日の起床時間の2時間後までに起きるようにして、
睡眠リズムを乱さなようにします。
寝不足は、日々の適度な睡眠で解消できます。

引用:https://twitter.com/SiranaiHazukasi/status/926935541660000256

睡眠リズムを乱さないためにきっちりと就寝時間や起床時間を習慣づけましょう。
脳を目覚めさせるので、就寝前にスマホやテレビを見ないようにします。

また、就寝前の読書もサスペンス小説類は止めるようにします。
休日の前夜も、いつもと同じ時間に就寝するようにします。
睡眠リズムを乱さないで、睡眠不足を仮眠で解消するようにしましょう。

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