トゥレット症候群になるとどうなるのか?
あまり知られていない病気を知ってほしい…



世の中には、私たちが知らない病気が沢山あります。

今回はトゥレット症候群になるとどうなるのかを紹介します。
この病名を初めて耳にした方も多いのではないでしょうか?

トゥレット症候群とは

あきさん(仮名)は、6歳の時にトゥレット症候群を発症。

それ以来、街中にいるときは人々の好奇の目に晒され、
電車に乗っていても駅員さんから
「迷惑なので、降りてもらえますか?」と降ろされたことも。

しかし、この発作は自分の意思では止められません。

あきさんは6歳の時、ある日突然、
顔をしかめる癖や咳払いが止められなくなりました。

両親からも注意されながらも一向に治る気配がないので
病院を受診するとトゥレット症候群と診断されました。

この病気には2つの症状があり、
1つは首や体が定期的にビクッと痙攣する運動チック症状、
2つめは突然奇声をあげてしまう音声チック症状です。

原因は脳にあるとも言われていますが、
明確にはされていません。

大体20歳ごろまでには消滅するようです。

いじめの標的にされることも・・・

高校時代はいじめの標的になり、
電車内に乗っていてもこの病気のせいで
「あの人、やばくない?」と指を指されるような生活を送っていました。

病気が重くなると何度も頭を壁に打ち付けたり、
机に肘を打ち付け続けて骨折するというような自虐行為をすることも・・・

さらに、この病気は遺伝する可能性もあります。

高校時代は病気のせいで将来の夢なんて全く考えられなかったあきさん。

23歳になった時にはフリーランスで翻訳家になって、
なんとか1人で生活するようになりました。

止めたくても止められない

この病気を知らない人にとっては
あきさんの行動は奇妙にうつるかもしれません。

しかし、発作を止めたくても止められない、
こんな病気があるんだということを少しでも多くの方に知っていただけたら幸いです。

ぜひこの病気の存在を頭の隅に置いていくといざという時に良いかもしれません。

ネットでの反応

・知名度のある人がこういったマイナーな症状を題名にした物を発信する事が一番人に認知されるきっかけになるんやなぁっと思った

・数年前電車でこの症状の人に会ったけど
無知すぎて嫌な顔しちゃったな、、、 申し訳ないことした

・トゥレット症候群っていうものを教えてくれてありがとう。
これから頭の隅に置いておける

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