世界唯一のアスキーアートで描かれたタトゥー…
カッコ良いと話題に…
1970年代に生まれたASCIIアート(アスキーアート)は
英文字や数字などのプレーンテキストで絵を描く技法です。
今ではあまり流行らなくなってしまったこの技法を
タトゥーで復活させ、注目されている人がいます。
世界で唯一の「アスキー・タトゥー」アーティスト
アスキーアートをタトゥーとして昇華させたのは
第9回モスクワ国際タトゥーコンベンションで開催されたコンテストで
優勝したAndreas Vrontisさん(31歳)。
写真からもわかるとおり、
Vronitisさんは画像生成ソフトなどを一切使わずに
全て手仕事で行っているそう。
「何年もかかってオリジナルで作り上げた制作方法をできるだけ公開したくありません。
ただ、コンピュータソフトは使いません。
ソフトはたくさんありますが、
それを使っても期待したほどリアルな絵にはならないのです。
だから、自分で考えて文字を並べています」
また、作業についてこのようにも語っています。
「ラインはとても細く、文字間隔は非常に狭い。
ある意味、ミスは一つも許されません。
完成までにだいたい8時間かかります。
その間集中し続けるのでとても疲れます」
シックで写実的かつレトロ感のあるVronitisさんのタトゥーアート。
普通のタトゥーには抵抗があるという人でも
これなら彫ってみたいという人も多いかもしれません。