AT車で信号待ちをする時「D」と「N」どちらが良いのか?
意外と知らないと話題に…


AT車で信号待ちをする時「D」と「N」どちらが良いのか?

普段、AT車で信号待ちをする時、
ATのポジションは「D」のままでしょうか?

それとも「N」にしていますか?

「D」だと進もうとしているのを無理矢理止めているから車体に悪いだとか
その分、パワーを使うから燃費も悪いという人がいて
「N」にして停車している人もいるようです。

そこで今回はAT車で信号待ちをする時
「D」と「N」どちらが良いのかを紹介します。

1.燃費

信号待ちの時、ATのポジションは「D」と「N」では燃費に違いがあるのでしょうか?

Nの時はエンジンに負荷は掛かってませんが
その代わり設定されたアイドリング回転数を維持しています。

Dで停車の場合、負荷が掛かりますが
その代わり電子制御が入り、回転数が低くなりますので
時間あたり燃料消費量は差異が発生しません。

エンジン稼働中、Nで停車しているのとDで停車しているのとでは
実際の燃料消費量に大きな違いはないのです。

2.トランスミッションのダメージ

わざわざ信号待ちでNポジションに入れていると
信号が青に変わった時に慌ててDポジションに入れても
そのまますぐにアクセルは踏む事は出来ません。

ギアが噛み合うまでワンテンポ待つ必要があるのです。

これではその後ろで待っている人たちに大きな迷惑をかけることになりますし、
また、ギアが噛み合わない内にアクセルを踏んでしまうと
トランスミッションに無用なダメージを与えることにもなります。

3.安全を確保

例えば信号待ちで列の最後尾にあなたが停車している場合を想像してみてください。

後続車が赤信号に気づかず最後尾のあなたに突っ込んできた時、
前車との車間距離があれば咄嗟の対処で隣の車線に避けたり、
万が一追突された場合でも鼻先が列の外に向いていれば
追突のエネルギーを外に逃がすことが出来ます。

また、Nにしておくと発進の際、ついDに戻すのを忘れてしまい、
アクセルを踏んで発信しないので焦ってさらに踏み込んでしまいます。

そして、エンジン回転が上がった状態でNのままであることに気づき、
慌ててDに入れ、急発進して追突・・・というリスクも発生します。

安全を確保するという意味においてもAT車はDポジションにしておく方が無難です。

4.右足が疲れたら・・・

右足を休める小技としては停車した後、ブレーキを左足に踏み換えるというモノがあります。

ただし、左足は使い慣れた右足よりも鈍感で細やかな操作には向きません。

繊細なコントロールが要求される走行中は
右アクセル、右ブレーキの基本を忘れないようにしましょう。

また、長距離運転が続いて疲れが蓄積している場合は無理をせず、
道の駅やコンビニの駐車場などを見つけて小休止を取りましょう。

最近のAT車だと電子制御でフットブレーキを長く踏んだままDでいると
自動的にNになったりする機能もあるようです。

一概に全ての車にこれが良いとは言えませんが
燃費の影響はほとんどありませんので
安全面を考えたらAT車の信号待ちは
Dでフットブレーキを利用して停止することをお勧めします。

ネットでの反応

・運転に自信のない人はD、それなりに熟練のひとはNと思ってます。
自分はブレーキ、トルコンオイルの劣化防止と被追突時を考慮してN、
信号など見ていてスタート少し前にDに入れます

・赤になったばかりの信号待ちはPで
すぐに発信しそうならDで他はNで待ちます。

・AT車に乗ったことないからわかんね

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